Vongole Company 032波乱の予感 「あうあうあー…」 「気持ち悪いです、悠南さん」 「ほっといて、ランボ」 今日は雲雀さんと朝から過ごす一日目。 学校に着いたはいいものの、朝から無駄に神経を使ったからグッタリな私。 ランボは若干引き気味な顔で私を見ている。 イーピンちゃんは苦笑しながら言った。 「なんで悠南ちゃん、朝から雲雀さんとご飯なんか…?」 「まあ…いろいろとね」 【僕以外にこのことは秘密だよ】 雲雀さんに朝や勉強についての一件は口止めされている。 話したいのは山々なんだけれども…!! 雲雀さんに咬み殺される自分が容易に想像できたため、口をつぐむ。 ランボは 悠南さんも大変なんですね、意外です となんとも失礼なことを言ってきた。 こんのアホ牛がぁぁっ…!!! 出会って数日。 私はランボがうざったくて殺したいくらい大好きです☆← 約一ヶ月。 私はボンゴレにもかなり馴染んできて。 学校もイーピンちゃんたち以外にも友達が見つかって。 相変わらず雲雀さんとの勉強やご飯も続いている。 みんなには偶然を装って雲雀さんと食事をしていた。 なのに、まさか… 条件付き学習に気付いていた人がいたとは…… 「悠南、雲雀、俺にはお見通しだぞ」 [*前へ][次へ#] [戻る] |