Vongole Company
特:01
「あぁー…
迫ってるなぁ、試験…」
ふと壁にかかったカレンダーを見る。
試験の三ヶ月前。
私は、はーっ…とため息をつき机に伏せた。
あぁ、憂鬱。
なぜあんな試験を受けなければならないんだろう。
「なんで?
何か試験受けるの?」
視線だけイーピンちゃんにちらりと向ける。
隣に座っていたイーピンちゃんがキョトンとカップを手に持ち首を傾げていた。
「実はね…」
私はゆっくりと顔を上げた。
「へぇ、そういうの受けるんだ!」
「うん…」
イーピンちゃんが目を丸くして私に言った。
私は力無く頷く。
「明日から勉強しなくちゃね…」
私は気づかなかった。
私からは死角であるドアの影で
数人の人影がニヤリと笑ったことを。
20091117
短い?
短いですよね…orz
いいんです、これはあらすじ…だと思いましょう!!
ヒロインちゃんがなんの試験を受けるかは皆様にお任せしますm(_ _)m
[*前へ][次へ#]
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!