アレルヤ(ハレルヤ)で20のお題
02/この秘密を貴方にだけ3/観苑
「ふぅ…」
ぼふん、と僕はベッドに体を倒した。
今日は僕にとって色んなものが初めてだったから少し緊張してて(ロックオンが粗方この緊張はほどいてくれたけど)、これから僕がお世話になる部屋に入った今、完全に緊張感が無くなって疲れが少し出てきた。
瞼が、重い。
“…気にくわねぇな”
脳内に声が響く。
「ハレルヤ?どうしたの?」
何だか不機嫌みたい。
“ロックオンだっけか?アレルヤにヘラヘラしやがって…”
「そうかな?ロックオンは良い人だと思うよ」
だってあんなに手が温かいんだもの。
「それに…ね、ハレルヤ。おかしな話かもしれないけど僕はきっとあの人に惹かれてると思うんだ。あんなに温かい人、初めてだ」
“はっ!それはホントにおかしな話だ!!馬鹿かお前?”
やっぱり笑われた。
でも、でもね。これはきっとホントだよ。
こんな感覚は初めてなんだ。
だけど。
このCBという組織に入っている限りこの感情は僕にとっても、ロックオンにとっても、ただの任務への妨げにしかならないよね。
だからね、ハレルヤ。
この思いは僕らだけの秘密だよ。
おかしいって笑われても良い。
ただ、
それが僕なんだって、知って。
(きっといつかこの思いはあまりの重圧に僕を押しつぶそうとするかもしれない)
(だから、我が儘かもしれないけど、その時は少しだけ、僕を助けて)
End.
* * * * * * * * *
ハローハロー。アレフェス主催の観苑です。
この度は閲覧有難うございますm(__)m
今回の企画は20個のお題に19人の執筆者を募集して残ったのを主催の自分が担当するものだったんですが、結果、これになりました。
何だかCP傾向がよく見えない話ですみません;
最初アレルヤとロックオンばっかり出して最終的にお題の“貴方”の部分はハレルヤになってしまいました(爆)
しかもアレルヤさん一目惚れですよ\(^O^)/(何)
ロックオンもアレルヤの肩何度も触るんじゃないよ羨ましいじゃないか(…。)
では!ここまで読んで頂き有難うございました!!
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