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アレルヤ(ハレルヤ)で20のお題
02/この秘密を貴方にだけ2/観苑
 
「よしっ!出会った記念に今から二人で一杯飲むか!」
「は…?」

思いついた様にロックオンは言った。
そうか、身長はそんなに変わらなくとも彼は僕よりもずっと大人な人だ。
でも僕は――

「僕は未成年なんでまだ…それに昼から飲むんですか?」
「あ…?まぁまぁ、そんな堅い事は言いなさんな!ちょっとだけ!な?」

ロックオンは笑って両手をパンッと顔の前で合わせて頼む。
この人の笑顔にはつい気を許しそうになってしまう。
けどCBという組織に僕は今日入ったんだ。
入ったからには規律を乱すわけには(ましてや未成年の飲酒は法律違反だ)いかない。

「いえ。部屋に戻って荷物の整理もしたいですし…僕はここで失礼させて頂きますよ」

僕はきちんと断った。

「アレルヤは真面目だな〜ま、その内一緒に飲もうな」
「僕が二十歳になりましたら、ね」

一応念を押す。
そして僕らはそれぞれの部屋に向かった。

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あきゅろす。
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