めいん
5
『キャスケット』
「…、どう、した?」
ああ、抑えきれない。
【××】したい。
××したい×したいころしたいコロしたい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい。
いやいや、我慢、することない!
だってわたしの存在意義はひとをころすこと!だってさよくわかんない!
そうだよ我慢することない。
『わたしの能力、特別に見せるからあの船、わたしに片付けさせて』
「…………………は?」
『誰にも邪魔させないで』
そうして甲板の先まで歩いてく。
キャスケットは呆気に取られて口を大きく開けてたけど気にしなーい。
まぶしいくらいの太陽が、海面をキラキラと照らし出す。
反射した光が目に沁みます。
このあおが、まっかになるのかなってかんがえたらすごくこうふんした。
『だーぁいぶ』
そしてわたしは海へ飛び込んだ。
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