男｢また今日が始まるわけだが｣
男｢なぜだ｣
女｢映画館って初めて来たよ！｣
女友｢あたしもあんまり来ないね｣
男友｢・・・｣
男｢おいそこの馬鹿｣
男友｢なんでしょうこの唐変木｣
男｢なぜあいつがここにいる｣
男友｢それはだな・・・｣
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜男友｢結局誰も誘えなかった・・・｣
女｢うおーい！男友ー！なにしけたツラしてんだー！｣
男友｢ん？よう、女か｣
女友｢あたしもいるよ｣
男友｢じゃ俺は帰るんで！｣ﾀﾞﾀﾞｯ
女友｢おっと！｣ｶﾞｼｯ
女友｢あたしを見て即逃げるとはどういう事かな？｣
女｢まぁまぁ、で男友は一人で何してたの？｣
男友｢べ、別に・・・｣
女友｢別にって事はないんじゃない？｣
男友｢斯々然々｣
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜男友｢となって｣
男友｢女友が『じゃああたしがついてってやるよ！あ、あと男も呼びな！』と・・・｣
男｢なるほど・・・相変わらずの傍若無人ですな。そして俺もすっかり騙されたわけだ｣
男友｢嘘はいってない｣
男友｢お前がとびっきりの美人が来るとかいうから・・・｣
男友｢美人ではあるだろ｣
男｢顔はな｣
男友｢顔はね｣
女｢何してるの？行かないの？｣
男友｢あ、うん今行くよ｣
男｢はぁ・・・｣
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