小説 メール(軍トキ) −−−−−−−−−−− 受信メール2:30 from十希夫 sub遅くにすいません ――――――――――― 遅くにすいません 起きてますか? −−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−− 受信メール2:31 from軍司さん sub起きてるぞ ――――――――――― どうした?寝れねぇのか −−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−− 受信メール2:33 from十希夫 subすいません ――――――――――― もしかして起こしました か? なんか目が冴えちゃってて −−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−− 受信メール2:33 from軍司さん sub起きてた ――――――――――― そんな謝るなよ(笑) 俺も今メールしようと思っ てたから。 ヒマすぎて こんなことなら今日そっち 行けばよかったな。 −−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−− 受信メール2:34 from十希夫 sub ――――――――――― 軍司さんが飲みに行って たんじゃないですか 面白かったですか? −−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−− 受信メール2:35 from軍司さん sub ――――――――――― なんだよお前連れてかな かったから怒ってんのか? −−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−− 受信メール2:35 from十希夫 sub ――――――――――― 怒っないですよ! ただどーだったのかな って思っただけです。 −−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−− 受信メール2:36 from軍司さん sub ――――――――――― !マークに怒りが見える ぞ(笑) 別に面白くもなんとも なかったぞ? お前いないから。 −−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−− 受信メール2:36 from十希夫 sub ――――――――――― 酔ってんですか? 上手いこと言ってもなん もでないです。 −−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−− 受信メール2:37 from軍司さん sub ――――――――――― 本当だって。 酒もほとんど飲んでない からな、なんなら飲み直す か? −−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−− 受信メール2:37 from十希夫 sub ――――――――――― 何時だと思ってんですか ! もう寝ますよ! −−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−− 受信メール2:38 from軍司さん sub ――――――――――― つめてぇーな。 十希夫 開けて。 −−−−−−−−−−− 「・・・・・・え?!」 最後の文を見て、驚いてベット傍の窓を開けるとヒラヒラと手を振る軍司さんが立っていた。 「しょうがないなあ」 なんて言葉とは合ってない顔をしながら足はとっくに玄関へと向かっている。 「お帰りなさい」 「ただいま」 「んーあんま酒の匂いしないっすね」 「だろ?」 近づいた唇に「合格っすね」とか言って、2人で家へと入って行った。 軍司さんの部屋の明かりがついてたのなんか知ってたのに寝てますか?なんて分かりきったメールをして、きっと軍司さんだってそんなことわかってたんだろうなと思うと少し恥ずかしいけど。 まあいいですよね? end. [次へ] [戻る] |