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薄桜鬼NOVEL
R18 京月

とても月明かりが綺麗な夜のことだった

夜の巡察を終え、屯所に帰ってきた三番組

組長である斎藤は今日の様子を副長に伝えた

斎藤は用事を済ませ、土方の自室を出る

自分の部屋に着き、寝巻きに着替え、布団を敷く

寝ようと行灯の火を消した

その直後ばっと襖が開いた

誰かと思い目を細めたが暗くて何も見えない

「斎藤少し付き合え」

土方の声だった

斎藤は黙って襖の方に歩いた

土方の部屋の前の庭にせり出ている廊下に土方は腰を下ろした

斎藤もその隣に座る

「すまねぇ」

「構いませんよ でも夜遅くにどうされましたか?」

「今日は一段と月が綺麗だから酒が飲みたくなってな」

土方から酒を飲むなんて珍しいことだった

土方はお猪口をグイッと飲み干した

斎藤は灼をした

しばらく飲んだ

酔いがまわったのか土方は斎藤に抱きつき口付けを交わした

少し驚いていたが斎藤も酔っているようで土方にされるがままだった

というよりたまに斎藤から甘える仕草を見せる

ついに土方は斎藤を押し倒した

馬乗りの格好になった土方は相手の着物の帯を解き、衿に手を伸ばす

衿に触れ脱がそうとしたその直後

我に返ったのか慌てて今の体勢を解く

斎藤は起き上がり顔を真っ赤にさせながら衿を整える

「すまねぇ、飲みすぎた」

「別に構いませんよ、やっても」

「いい訳ねぇだろう!!もしバレたらまずいことになる」

怒った様に土方は言った

土方は斎藤の方に目をやると顔を真っ赤にした

斎藤は上半身裸だった

「はっ早く服を着ろ」

土方は目を反らして言う

「本当にいいんですか?どやされるのはオレだけだと思いますよ」

もう一度斎藤の方を見る

土方は衝動にかられた様に再び押し倒し、本格的に脱がした

土方は斎藤の胸を舐めた

徐々に下に行く

唾液で少し濡らし穴を慣らす

「うっ…んっ」

「よし」

土方は服を脱ぎ、太くなった性をその穴に入れた

「んっ、あ」

斎藤はピクピク小刻みに体が動き、感じている様だった

その体勢のまま二人は長い口付けをする




そんな夜が終わった

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あきゅろす。
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