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REBORN!
Be in love?(ディーノ)

いつも通りただ家に帰るだけだと思っていた帰り道

ひとりで歩く住宅地

私は金髪のお兄さんを拾いました


Be in love?



友達は只今部活中


ヘッドホンで音楽を聞きながら歩く


どうせ家に帰ってもやること無いけどとりあえず早歩き


角を曲がればもうすぐ家だっ!

……って


なんか外国人倒れてるんですけど!!


ってゆうか顔面床につけて倒れるって…


「あのっ!大丈夫ですか!?」


とりあえず近寄って声をかけてみた


人が倒れてるのにほっとけないしね!


「あのー」


何度か体を揺すりながら声をかける


「…ん」

びくっと動いてうつ伏せだった体をゆっくり上げた


「大丈夫です…か」


びっくりした


今まで顔が見えなかったから気付かなかったけど顔整いすぎ!

いくら外国人でもこんなに顔が格好いい人初めて見た…


「いやーごめんな!ちょっと道に迷ってしまって」


ここら辺初めて来たから、そう言って苦笑いした彼


ずきゅん!


そんな音をたてて私の心は簡単に撃ち抜かれてしまった


「あのっ…どこへ行こうとしてるんですか?」


とりあえず送ってあげよう!ってゆうかもっとこの人とお話がしたいっ!


「えっと…沢田って言う家なんだが…」

沢田…?
もしかして…

「沢田って沢田綱吉君の家ですか?」


「そうなんだっ!知ってるのか?」


「…まぁ、一応」


ずっと前に同じクラスの沢田君とたまたま帰り道に会って一緒に帰った事がある

っていうかあの沢田と知り合いなの…?

「案内、してくれねぇか?えーと…‥」



「小牧、です」


「小牧か!!俺はディーノっつーんだ」


「…よろしくお願いします」


「よろしくな!」








「あのっ…大丈夫ですか?」

「ははっ、またこけちまったな」
沢田ん家まで行く途中
なんとなくディーノさんの事がわかってきた

彼の特技が《何もないところで転ぶ》だ。ってことが


ちなみに言うと転ぶだけでなくさっきは電柱に当たりそうになってた


「じゃあ転ばないように手繋ぎますか?」

「え…?」


やばい!!

しくった!!


出会って間もない人から「手繋ぎますか?」とかありえないだろ、自分!!



「はははっ、じゃあお言葉に甘えて…」


ギュッ


「なっ…」


思わぬ彼の行動にびっくりした

やっぱり外国人は積極的だな!

なんて思っていると沢田君のお家が見えてきた…ってあれ!?


なんか沢田君のお家の前に黒いスーツ着てる男の人がいっぱいいるんですけど!!


もしかして沢田君家借金しててそれを取り立てに来た恐いお兄さん達ですか!?


「遅かったな、ボス」


ふいに黒スーツにメガネを掛けた人がこっちを向いて言った


えっ!?
ボスって私の事??



んなバカな!!

「すまんな、みんな!なかなかリボーンの好きなコーヒー豆が見つからなくてな」


ほら、やっぱり私じゃないじゃん!!


ボスは隣にいる金髪の…

ディーノさん!?


「でぃ…ディーノさんって取り立ての人のボスだったんですか!?良い人のフリしてお金とる気ですか!?」



「いや…何の話だ?小牧」

「とぼけても騙されませんよ!!ディーノさん、取り立てのボスだったんですね!」


「なっ…違う違う!!」


必死に否定してくるディーノさん


「本当に違うんだぜ、嬢ちゃん」

スーツの人が言った


「…まじですか?」


「だから否定してただろ!」


「…ごめんなさい」


と、謝るとディーノさんは私の頭をくしゃくしゃと撫でて¨分かれば良い!¨と言ってくれた


「嬢ちゃんがボスをここまで連れてきてくれたんだろ?ありがとな」


「……いえ」


ディーノさんに撫でなれているとスーツの人がお礼を言ってくれた


やさしい人だなぁ


「ボス、そろそろ頭から手どけてやったらどうだ?嬢ちゃん困ってるぜ?」


「えっ…あ、ごめんな小牧っ」


「いえ、平気です」


むしろ嬉しいです、なんておもったのは私だけの秘密

「ディーノ、遅いぞ」



上の方から声がしてツナ君の家の2階の窓を見てみるとちょこんと見えるスーツ姿の赤ちゃん


「リボーン!すまんなっ」

どうやらあの人が"リボーン"らしい


ってあの子がコーヒー飲むの!?

「はやく持ってこい」


「わかったよ、じゃあちょっと行ってくるわ」


えっと…私は帰って良いのでしょうか?


「小牧っ…!!俺まだ日本にいるから、ここに電話してくれよっ、礼もしたいし!」


そう言って渡されたのは電話番号が書いてある小さな紙


…これってディーノさんの…!?


「…じゃあ、待ってるからなっ」


そう言ってツナ君の家に入って行ったディーノさん


わたしは右手にある紙を握りスーツを着ているお兄さん達に¨帰ります¨と一言言った



お兄さん達は送って行くよ、って言ってくれたけど遠慮しておいた



今日は何故か歩いて帰りたい気分だから


別れ際にお兄さん達は私に¨またな¨って言っていた



まるで、また会うことを分かっているかのように―…









只今、21時

私は右手に携帯、左手に夕方もらった紙を持ってベッドの上で一人格闘中


「ええーい!女は度胸だ!」


ピッピッと音をたてながら携帯電話のボタンを押す


すべて押し終わって少したつと、画面には《発信中》の文字



プルルル

プルルル

ガチャ


「あっ、!もしもし小牧です。ディーノさんですか!?」


私の恋はまだ始まったばかり


●end●


―――――――――

こんばんわ!な人もこんにちは!な人もお疲れ☆愛流です(・∀・)

前回の正ちゃん夢からだいぶ時間が…


ごめんなさいね…


しかも今プチスランプなのでいつもにまして駄作ってゆうね…

でもでも今書きたいネタがたまってるのでだんだん書いていきたいです♪


それではっ!

※Be in love?(恋をしますか?)

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