REBORN!
小ネタ(正一君)
「なんで入江君って白蘭様に《正チャン》って呼ばれてるの?」
「…名前が《正一》だからじゃないですか?」
「へぇー、ねぇ私も《正チャン》って呼んでも良い?」
「…別にいいですけど」
私はホワイトスペル第2ローザ隊、隊長の入江君にコーヒーを入れながら質問した
当の入江君はパソコンの資料をずっと見ている
今まで同じ部隊でもあまり話す機会がなかった入江君。(ってゆうか彼が部屋にずっと籠もってたから)
「ってゆうか正チャンって正一って言うんだ」
さっそく正チャン、と呼んでみた
「そうですけど…」
「私は下の名前小牧って言うんだよ!」
「知ってます…一応部下の名前は皆さん覚えてますから」
「へぇー、そういえばなんでマフィアに入ろうと思ったの?」
「え…」
正チャンが驚いた顔をしてこっちを見た
「…だって正チャンって見た目一般人じゃん、とてもマフィアには見えない」
しばらくの沈黙
どうやら教えてくれる気はあまりないらしい
「まぁ、言いたくなかったら良いんだけど」
「…ごめん」
じゃあ、仕事あるから。と言って正チャンの殺風景な部屋を出た
廊下をゆっくり歩きながらずっと思っていた
この気持ちは何なのか
なぜ正チャンのことをもっと知りたくなるのか
私がこの気持ちに気付くにはまだ時間がかかりそうだ
………数日後
「正チャン―!」
「…なんですか、白蘭様」
「小牧チャンとお話したんだって―?」
「なんで知ってるんですかっ!?」
「しかもミルフィオーレに入った理由言わなかったんでしょ?」
「…だって好きな女性に《昔、マフィアに驚かされて、仕返しするために入った》なんてダサすぎて言える訳がないでしょう」
しかも、牛柄の小さい子供のせいで
「ふーん、つまんないなぁ…」
いつものようにマシュマロをフニフニしながら、言う白蘭様
「…仕事が無いからって僕で遊ぶのは止めてください」
僕は眼鏡をクイッと上げて、冷静に答えた―…
●end●
――――――――
はーい
まさかの正一君でした!
しかも小ネタってそのままんま…笑
愛流はなぜか正一君を正ちゃんと呼べません!!
何故だ?←
あははーまぁいいか!
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