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REBORN!
勇気を出して!(山本)

「あーなんか目かゆいかも…」


「まじ?目、乾燥してんじゃねぇの?大丈夫か?」

そう、全てはこの会話から始まったんだ―…


勇気を出して!


「ゔぅ…絶対入らないよ」

「大丈夫だって!」

本日、日曜日


たまたま部活がOFFで


俺は今自分の部屋で目薬を持っている


「だって!目に液体入れるんだよ!?怖いじゃん」


「一瞬だから痛くないのな!」


彼女を説得するセリフはもう何度目かわからない


「ほら、すぐ入っただろ?」


目の前にいる小牧に見えるように自分の目にめぐすりを入れる


だいたいめぐすり1つこんなに怖がる小牧がわからない


まぁ、そんな彼女をどうしようもなく愛しい。と思っている俺はかなりの重傷だと思う


「…じゃあめぐすり入れて」


とうとう覚悟を決めたらしい彼女


と言うか、もう目がかゆくて限界と言った方が良い


「よしっ!じゃあ行くからな」


そう言って小牧に近づいていく


「いやっ…ちょっと待って!!やっぱり自分で入れる」


貸して、と俺からめぐすりを取る

「んー」

頑張ってめぐすりを入れようとしている小牧


あーまばたきでめぐすり入ってねーじゃん


「…やっぱやってください」


とうとう降参したらしい

「最初からそう言えば良かったのな」


俺は小牧からめぐすりを受け取る


中の液体は急激に少なくなっていた


「じゃあ上向いて」

「んー」


「じゃあ垂らすからな!3、2、1」


パチ


「あー!!小牧今まばたきしちまったから入んなかったのな」


「…だって反射的にしちゃうんだもん」


しゅん、という効果音が似合うほどかしこまっている小牧



「んーじゃあどうすれば入るんだ?」

今まで普通にめぐすりを使ってきた俺はまばたきをすることはなかったから


「さぁー…」


2人して考えてみる

あれ?ってゆうか…


「…小牧,目平気なのか?」


「へ…、そういえばかゆくない」


「…おいー!!」


「ごめんってばっ」


必死に謝ってくる小牧


まぁ、そんなに謝らなくても俺は怒ってないのにな


「あーこの雑誌今月号出たんだ!」


見て良い?と何もなかったかのように聞いてくる彼女


俺めっちゃ心配してたのに、なんだ?その展開…


そんな俺の気持ちをまるで知らない小牧は、ペラペラと俺が毎月買っている野球の雑誌をめくっている


ってゆうか本とか読んだら目が疲れて痛くなるに決まっている



そう思っていると、さっきのめぐすりが目に入った


「小牧、雑誌読んで目疲れねーか?」


「んー」


雑誌を読むのに集中しているのだろうか、小牧の返事は適当だった


「ほらっ!痛くなったら大変だからね練習しようぜ!」


小牧の読んでいる雑誌を奪い、めぐすりを小牧に近づける


「いや゙ぁ―!」



その後、小牧に上手くめぐすりを入れることが出来たかは俺だけの秘密なのな


●end●


―――――――――
はーい(^O^)/

久々山本夢です!


実はこのネタ授業中に1人で妄想してました...ぶは



なので私の事を良く知ってる子はヒロインのモデルが私だってすぐに気付いたと思います☆あは

しかし終わりかた微妙…

微妙すぎて泣ける(T-T)


それではここまで読んでくれてありがとうございました!

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