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「じゃあ、どうするお寿司屋さん行く?ちょうどお母さん達いないし」


「うん、早く準備してよね」



「はーい!」


お兄ちゃんがいきなり言い出した「寿司食べたい」宣言

それにより今日の夜はお寿司に決まった

(まぁ、お寿司好きだから良いんだけど)



そう思いながら適当に制服から私服に着替える



「お兄ちゃん!準備出来たよっ」



「そう、じゃあ行くよ」


うん!と返事をするとあることに気付いた



「あれ、お兄ちゃんは学ランで行くの?」


「あたりまえでしょ」


「えー、着替えなよっ」


「嫌だね、ほら早く」


やっぱり兄に口では勝てるはずもなく(力でも勝てないけど)




学ランを着た少年と私服を着た少女はお寿司屋さんにむかって歩きだしたのだった―











「らっしゃい!―って嬢ちゃんじゃねーか」

「こんばんは、おじさん!」


「あれ今日は兄ちゃんと2人かい?」



「うん、お母さん達仕事なの」



「そうかい」


「…藍菜、はやくして」



すでにお兄ちゃんはカウンターに座っていた



「はーい、おじさん!うちいくら食べたい!」



「僕、カンパチ」



「はいよー」









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あきゅろす。
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