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「おっ、藍菜。おはよ」


「うん、おはよ。ってゆうかもうお昼休みだけどね」

そう言う藍菜は両手いっぱいにパンを持っている


「あ!そんなに見つめてもパンは一個もあげないよ」



「はは、俺自分のあるし」



そう言って藍菜の頭をくしゃくしゃと撫でる


「あ、あの山本その子は…?」

「あれっ!?言ってなかったっけ…?こいつは雲雀の妹なんだぜ?」


「なっ…!ひっ雲雀さんの!?
あっ、俺沢田綱吉って言って…」


「雲雀藍菜。沢田先輩の事はお兄ちゃんに聞いてます」


ツナよりもちょっと小さいのに態度が礼儀正しい。ってかツナあたふたしすぎだし


「えっ、あ…そうなの?」


(なんかこれじゃあ藍菜の方が先輩みたいだな)


ふいにそんな事を思った



「さすが、10代目ですね!あの雲雀が家族に10代目の事話してるなんて…」




「あ、あなた…」



「ん?何だよ、ヒバリ妹」

藍菜が獄寺を見ている


もしかして一目惚れ、とか?



「それ、本物…?」


獄寺の口元を指差して見つめる、と言うより睨んでいる様に見える




「ん?それって、煙草の事か?」



そう言って口から煙草を出す獄寺



「なっ…!なんで中学生が煙草なんか吸ってるの!?」




「は?別にお前には関係ねーだろうが」



「関係なくない!なんでお兄ちゃんが風紀を正しくしてんのにこうゆう人がいるのかがわからない!!」



「んだと!?お前、何様のつもりだよ?」



「只の普通の中学生ですけど?」



「っ!うぜー!!」



「とにかくもう煙草はやめてよ!」



「ぜってー止めねぇ…」



ごちゃごちゃと言い争っている獄寺と##NAME1##



「あの、山本?なんか藍菜ちゃんキャラ変わってない?」


「あぁ、多分イラついてんだろ」



俺も出会ったときあんな感じだったし



「へぇ…」



ってか山本、藍菜ちゃんとどんな出会い方したんだよ…


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あきゅろす。
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