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檸檬



「にしてもすごいお客さんやねー……あ、ピヨもおる」

「ホントだ。動物まで入ってくるって……動物アレルギーのお客さんとか大丈夫なのか?」



ひそひそそんな事を妹と差成していると、ふと誰かの視線に気づいて檸檬は振り返った。

ぱっと外れる目の色は赤。

日向棗だ。



なんか言いたいことがあったのか?と思うも舞台裏で騒ぎが起こる様なマネは出来ない。

舞台準備とは危険作業である。



「あれ?心読み君、それってひっつき玉?」

「そうだよー」



(ん?)


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あきゅろす。
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