小連載
番鳥(くちなしeve)
if設定の梔子と服部半蔵がくっつく妄想が出てきた。
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戦の最中ならドラマはいくらでも生まれるから、何通りでも話は作れるよ多分。
…夢小説と言えるのか?オリキャラと恋愛する女夢主って。
ああでも、このサイトには恋愛なかったしいいよね・・・よくないね。うん。
*とりあえず設定
まずはこのサイトくちなしの花の設定の整理から。
夢主は北条氏政の息子である北条氏直とその娘の督姫に仕えています。
で、歴史に詳しい方ならわかっちゃいますが、この一行にしょっぱなからこのサイトの偽造設定が入っています。
史実では夢主の仕えている北条の姫様「督姫」は徳川家康の次女です。
簡単に説明すると、徳川家康と側室さんの間に生まれたのが督姫。
で、督姫は北条氏直に嫁ぐ。
その後北条氏は滅亡してしまい、督姫は夫も娘二人も病気で失ってしまう。
その後は豊臣秀吉の計らいで池田輝政と再嫁。子供に恵まれ五一歳まで生きた。
先に言わせてください、バサラだもの許してね。
くちなしの設定では、氏直は今川縁のお姫さまと結婚して督姫を授かったことになっています。
バサラでは徳川と北条の世代が一つ二つ余裕でずれているんでこんなことにしちゃってるんです、学生さんは間違えて覚えないでね。
史実では氏直の奥方が督姫です。家康の娘が督姫。
くちなしでは氏直の娘が督姫。逆になっているんです。
図解すると
北条氏政 家康―西郡局
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氏直―――督姫
くちなし設定ではこれの左側をひとつ下にずらします
ちなみに督姫のお母さんの家康の側室さん『西郡局』は『西郷局』とは別人なので注意。
西郷局(さいごうのつぼね)はまたの名前をお愛の方といい、家康最愛の側室さんなんだとか。
西郡局(にしごおりのつぼね)は今川氏の家臣、鵜殿長持の娘。
鵜殿長持は桶狭間の戦いの後もずっと今川に仕えていたけどお家問題で家臣の中で孤立していってしまい、徳川との戦いで最前線に立ち戦死します。
くちなし設定では、北条と今川の同盟の際に氏直と西郡局が結婚し、子供に督姫が生まれるってことになってます。
『西郡局』は実家のお城の名前をとった家康の正室としての呼び名なので、法名の蓮葉院を使わせてもらい『蓮葉姫』で出てきます。
つまりこう
北条氏政 鵜殿長持
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氏直―蓮葉姫
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督姫
史実では蓮葉院の出生ははっきりしていません。
もしかしたら一国の主の長男に嫁いのかわからない養女かもしれないのですがその辺はスルーしてください。
一応、お父さんの長持は今川義元の妹婿だったりするのでそれなりに地位はあったはずです。嫡男は今川の親戚として重用されたようですし。
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はい長い設定終了。
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まあ家康と督姫がくっつくかは別として、書こうと思っているのが関ヶ原。
なんやかんやあって、東と西に別れての大戦(おおいくさ)。
秀吉さんと半兵衛さんはどうにか生き延びて欲しいんだけどどうしよう。
あ、2人を暗殺しにくる服部半蔵を食い止めようと奮戦する夢主。これでいこう。
暗殺命令を出したのは家康。
朝鮮出兵を止めさせるため?それとも天下統一の途中でなんかあったとか?西軍には最後までわからない。
それはともかくお互いそれなりに認め合っていて微妙に意識していたのに敵対する羽目になった忍二人の話を軸に展開。
怒り狂う凶王に
派手な忍
IF(たとえば)のIF(もしも)だからeve(追放された娘)。なんちって。
話は全然別ですが、創世記を含む聖書は女性差別の気が強いというか、男性優位が堂々当たり前とばかりに書かれていてびっくりします。聖書とか書いたのは全員男の人だったんでしょう、はっきりわかんだね。当時文字が書けたのは男のみだった可能性もありますが。
イヴはアダムをそそのしたから原罪を受けたとか、だからすべての妻は夫に逆らうなだとか、魔女狩りや裁判の定型文がまさにそれですよね。「おまえは悪魔の門だ」調べて見てください
それでもキリスト教の聖書はリリスやマグダラのマリアのように女性を尊重する様なストーリーが組み込まれていたりするのでマシと言えばマシなのか。
『男尊女卑』って本来の意味は女性差別じゃないらしいです。中国の友達が言ってました。男は陽の気女は陰の気、男は力が強い女は弱い、男は子供を産めない女は産める、つまり男と女は相反するものだという意味なんだとか。こんなところでも言葉の意味って時代と場所によって変わるんですね。
まあ、そうすると全く他人の血のつながりも無い性別も違う相手同士の間にどうやったら友情や恋やら愛やら生まれるんだろう?と考えると面白いです。
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