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小連載
賛美歌×刀剣


幸薄少女が審神者になる話。

鋼錬の世界から帰ってきたかと思いきや、元の世界は歴史修正主義者によって改変された世界になっていた。

元の世界には逆浦島太郎現象で幸薄少女が行方不明になっていたのは数分の事になっていて、でもその数分の間だけ鋼錬の世界にいたおかげで歴史修正された事に気付けた、というか記憶に修正がかからなかった。



本来の歴史では幸薄少女は普通の女子高生。

改変された歴史では幸薄少女は幼い頃に誘拐され、巡り巡って海外の非合法な人体実験研究所で育った事になっている。

研究所での実験中に生死の淵をさ迷い、霊力が上昇、審神者の才能が開花。

大体ここで鋼錬の世界から帰ってくる。

帰ってきたと思ったらいきなり訳のわからない場所にいたのでまたトリップしたのかと最初は思った。

色々あって研究所は潰され、その国の軍に保護され日本に還るが、家族はすでに故人。こっちも歴史修正起きてる。

孤児院に行くしか無い所を時の政府が目をつけ、審神者になる。



審神者の才能→ 刀剣男士を顕現したり手入れしたりの霊力の他に、歴史修正が起こっても記憶に修正がかからない特性のことを指す。

幸薄少女はこれに加えて実験で得た(ということになっている)鋼錬世界産の兎の合成獣の能力を持つ。

実験の副産物の赤眼と奇形になった耳を隠すため外出時は頭巾を手放せない。

本丸では赤い目の刀剣男士もいるから顔は特に隠していないけど、耳は隠す。


初期刀は山姥切国広かな。かたや布、かたや頭巾の似た者同士。

自分の格好に突っ込まれたくない性格なら、相手の格好に突っ込んだりしないだろう、と思って選んだ模様。お互い言葉少なめながらも必要なことは遠慮なく言える関係が理想。

個人的イメージで山姥切国広はプライド高いというか、「どうせあんたもわかってくれないんだろう」と人見知り発揮するので取っつきにくいタイプ。

多分「俺なんかよりも…」はその延長。自分に自信が無いんじゃなくて、相手をハナから信用してないのと遠回しな拒絶。しかし完全な人嫌いでもないから他と比較しない態度を示せば時間が解決してくれるはず。

言動から見ても自分の容姿や性能にはある意味自信満々だし少し脳筋だしでメンタルケアとか実は必要無い。相手を信用できるまでが長いんだと思う。

相手の観察に余念がない、強さへの上昇志向もある、肝も座っている幸薄少女とは性質が合うんじゃないかな。


宗三左文字とかともちょっと共感できるんじゃないかな。

幸薄少女はグリードやデビルズネストの仲間の傍にいられるならマスコット扱いでも綺麗に着飾って侍るのもやぶさかではなかったけど、やっぱり頑張って鍛えた腕と力で役に立ちたいって常々思ってた。

実は銃も使える幸薄少女、陸奥守がそれを知って喜ぶかな。

刀もちょっとはかじったけど上達が遅くモノになる気がしなかったため長物は諦めてほぼ足技とナイフのみに絞って訓練してた。本丸で一から学びなおせるかな。まずは素振り百回から。



幸薄少女の身長は大体165cm程度。大きくも小さくも無い。普通が一番。

けれど実は合成獣への錬成の副作用で足の骨などが変形しているため、裸足で猫みたいにうまくつま先立ちになると180cmを優に超す。足のサイズは成人男性ほど。

脚力が強く足も速い。跳躍力も並外れているため、有事の際も多少の無理は利く、とかなんとか。


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