小連載
くちなし×刀剣
*「くちなしの花」の女主が生を全うし、約600年後に、当時使っていた苦無の刀剣男士として顕現される話。
*basara世界×刀剣世界
*織田組、伊達組、黒田組等々、おもに戦国時代の刀剣たちの元の主がbasaraキャラ。
*たとえば、かっこいいキャンドルカッターさんが刀6本携えてレッツパーリーとか言い出すかもしれない世界観。(言わないかもしれない)
*夢主とは別に審神者がいます。ブラック本丸とかではない、フツーの本丸。
設定
*夢主
・苦無の刀剣男士。
・くちなし夢主と大体似た格好。
・無造作に伸ばした黒髪に黒い忍者装束。口元も頭巾で隠してる。包帯を巻いてないくちなし夢主を男にして想像してください。
・内番服は生成色の袖なしの着流しみたいなもので、髪は適当に束ねて白い頭巾被ってる。くちなし夢主が診療所で着ていたもの。
・別に無口じゃない。
*刀剣男士としての設定
入手時名乗り
「山梔子守と申します。花の名前など、武器には不似合いとお思いですか?」
*ログイン
「日の下は…懐かしいですね。」
「刀剣乱舞、始まります。」
「おかえりなさい。皆さん待っていらっしゃいましたよ。」
*近侍
「さあ、ぬしさま、今日は何をなさいますか? 戦、雑用、子守に花嫁修行だってお付き合いしますよ。」
「忍びを万能だとか、便利屋だとか思っている人、いますよねえ。」
「基本的に私のような苦無刀は流派や銘を持ちません。もとは農民の武器ですからね、使えればいいんです。 」
「前の主人のこと?…名前も戦歴も持たない、ただの傭兵です。人も物も、後世に名前が残るなんて稀な事なのですよ。人の助けが無くては、ね。」
*放置
「…ぬしさま? お疲れでしたら、寝床の用意をしましょうか?」
*刀張
山梔子
種類:苦無刀 流派:不明
「然る姫君を彼の世までお送りした際に銘を得ました。花の名前など、刃物に似合わないとお思いですか?」
「刀でも剣でもございませんが、同じ鉄、同じ刃物。使い勝手は良い方なんですよ。」
「私ですか? 戦乱を生きた忍が使っていた苦無、ということしかわかっておりません。
ただ、前の主人が仕えていた姫君の死出のお供をしたのです。そのときに、山梔子の花と一緒に埋葬されたからか、記録には『くちなしのまもり』と記されました。
後に墓は暴かれ、共に眠ったはずの御守刀は盗まれてしまいましたが、盗賊も私には興味がなかったようで……まあ、結果的に私だけが生き延びたことは皮肉としか言えませんね。
…でも、そのお陰で最後まで姫君のお供の任を完遂できたのですよ。」
「大抵のことはこなして見せますよ。なんせ、忍びですからね!」
編成
「諜報ならお任せを。」
刀装
「なんにせよ、使い慣れたものが一番ですよね。」
「装備で動きが遅くなっては意味がありません。」
「さて、どう仕込みますか…」
隊長
「私が…ですか。承知致しました。全力であたらせていただきます。」
出陣
「研ぎは済んでおります。いつでも出られますよ。」
資源
「少々休憩ですね」
ボス戦
「この先に待つのがこの戦場の大将首ですね。」
索敵
「隊長が物見に加わってもいいものですかね…はい、次の手は決まりました。」
白刃戦
「…さあ、忍び寄りますよ。」
戦闘中
「戦に出た数なら負けませんよ。」
「手早く終わらせましょう…手段は問いません。」
改心の一撃
「御命、頂戴……!」
軽傷
「戦場に傷は付き物。」
中・重傷
「この程度、後で治せばいいのです」
真剣必殺
「私の顔なんか見て、どうするつもりですか?ーー死ぬだけなのに」
一騎打ち
「苦も無く逝けるとお思いで?……だとしたら、可哀想な事をしましたね」
誉
「世が世なら、影であるべき者なのですがね」
特
「…これなら、守れるでしょうか…」
資源
「拾い物ですね。」
演練
「皆様美しい方ばかりですね…ぬしさま、私を連れて来て良い場所なのですか?」
万屋
「影からお守りしましょう。」
・暗器、苦無刀に分類される。
・同じ鉄で作られた武器とはいえ、刀剣男士たちとは微妙に違う。あそこまで美人でもないしオーラもない。
・材料はほぼ同じだけど輝きは暗いし、切れ味は悪くは無いけど刀と比べればリーチが劣る。
・刀剣たちと比較して見た目の華が無いのは、作られた用途が違うんだからそりゃそうだって別に気にしてないけど、それを比べて馬鹿にされるのは納得がいかない。
・そもそも宝石が付いている訳でもない武器が鑑賞物になるのは日本刀ぐらいである。むしろ武器としては普通の部類。
「刀剣の皆様も私も、元々の材料は特に変わらないのですよ。私を作ったり使ったりしていた人々に刃物を愛でるという概念が無かったため、このような格好なのです。」
・曰く安価で使いやすい武器、実用一辺倒。それでいい。
・そもそも武士様の武器じゃないんだから一緒にしないでほしいです。(←本音)
・本人曰く前の主人と一緒に誰よりも多く敵を屠った苦無。実はどこぞの三十六人斬り以上の誉れを持ってるので、引け目とかはまったく無い。何言われてもしれっとしてる。
・使い捨ての飛び道具?手裏剣や棒苦無と間違えていません?苦無刀は飛び道具じゃなくて手に持って使う武器ですよ。知らないんですか?知らなかったなら、今ここで体験してみますか?ふふふ。
・口も回る。前の主人の逆パターン。
・使えりゃいい、という訳でもないとも思ってるけど言わない。
「切れ味も大事ですが、人と共に有るのが我々でしょう」
・ついでに鞘も無いので、本体は腰にぶら下げているか懐に隠してる。常時戦闘態勢になっているらしい。
*性能
・短刀と基本スペックは変わらない。起動と隠蔽がかなり高く、小さいので室内戦・市内戦向き。夜戦で性能が上がる。
・【特殊設定】攻撃範囲は「二」。二本の苦無で、二段階攻撃が出来る。
・打撃は短刀と比べても低いが、1ターンに2回攻撃できるので、実質打刀未満、脇差以上の攻撃力。(一回分は今剣の26より低い、二回分で骨喰と堀川の47より高い計算。)
・偵察は馬鹿高い。隠蔽も超高い。投石も弓もスイスイ避ける。床下や天井裏どころか池の中にだって隠れる。なにせ忍の武器だから。
・その代償というか、生存と統率が低い。(バサラの忍者もHPと防御が低い。)
口調が丁寧なのは前の主人の影響。
頭の中で考えてることは割と物騒。
「苦にもならない。」
ちなみに漢字の苦無→扱いが簡単、という意味で使ってます。苦しま無い、というのとはちょっと違う。
苦しみ無く相手を殺す、というのはむしろ首斬り刀の役目だ、と本人談。
特に技術も無く、軽くて誰でも使える武器。
本体で畑の草刈りとかやっちゃう。
暗殺拷問偵察諜報お手の物。
「忍者刀らしく、毒でも塗りましょうか」
設定増える増える。
夢主と親しい刀剣はなんだろ。やっぱ北条かな。
風魔の忍者刀。対刀の衝、燐、残、零、無銘、山吹。
督姫の御守刀。
氏政の鹿刀槍綱廣。
北条家の家宝、日光一文字。
現実に実装かどうかは最後の一本に託すとして、彼らの話も書けたらいいな。
たんぽぽの綿毛のネタを混ぜるなら、日光一文字は黒田組とも接点あるね!時系列ごっちゃだけど気にしない。
「実のところ、私の前の主人は北条五代に仕えた風魔一族の忍だったのですよ。驚きましたか? ですから私の正式な名乗りは、『北条に仕えし風魔の忍の一人が使いたる苦無』になるんです。出自が不明なのも納得でしょう?隠されていたのですよ。」
「姫さまの御守刀と、長どのの対刀たち…もう別れて600年でしょうか。あの眠りについた時まで、お互いに北条に仕えるもの同士、仲良くさせていただいておりました」
「尤も、今は皆行方知れずで…。ええ、会いたい…ですね。とても…」
「ああでも一振りだけ、今でも伝わっている刀剣がいらっしゃいます。降伏の後、黒田家のところへ行った、日光一文字さまです。」
「あの方を本丸に?…それは良いですが、とても気難しい方ですよ」
*現在この設定でオリジナルイベントストーリーを構想中。
*オリ審神者の刀剣が遠征先で夢主を見つけて帰ってくる感じかな。そこからしばらくの期間夢主を入れた部隊で特別な戦場に出陣できる設定。どうせならずっとやりたかったちゃんねる方式を試してみたい。
「私の顔なんか見て、どうするつもりですか?」
実はこの苦無男士、かなりの美青年。
忍者装束は全身真っ黒黒助で、さらに頭巾で顔も頭も隠してるため、内番着の生成の作務衣に着替えるとかなり印象が変わる。
(内番の際は三角巾も口に巻いている。)
なお、戦用の頭巾は真剣必殺の時すらギリギリ口元が見えるか見えないかの位置までしかズレないし破れない鉄壁を誇る。
前の主人が頑なに隠していた素顔を足軽風情に見せませんよ。
むしろ忍者装束だと打刀ぐらいの身長だが顔を隠しているため下手すると太刀にも見える雰囲気の青年、内番着の作務衣だと脇差組と変わりない少年ぐらいに見える。という設定。
ちなみに刀身で身長と年齢考えると山梔子守は短刀よりもちびっ子になるけど、二本セット+鎖のため体積は倍ほど、多分打刀男士より少し低い程度の身長になるなってことで。
(短刀が資材50〜150で、打刀が350〜550だと考えて計算。大脇差の青江か打刀でも小柄な鳴狐ぐらい…?と思ってイメージして下さい。)
髪型は不動行光と似た感じで、黒髪を高い位置でポニーテールにしている。
実は前の主人である梔子の姿を美化して模しているため、口元隠してないと髪が長いのも相まって見た目女の子だったりするという笑。
山梔子守に一番愛情注いでいたのが梔子のお姫様な督姫で、その督姫が大好きだったのが梔子なので姿が似るのは自然だが、もともと包帯巻きで顔がよくわからない梔子は願望が入ってそうとう美化されている。
それに加えて箱入りお姫様な督姫の愛情も混ざっているため、山梔子守は双方の美点を混ぜ合わせた姿になっている。
簡単にいうと、戦闘力=梔子、外見=督姫。
梔子は何度か敵に切り刻まれて日に焼け傷んだ髪にえげつない色の痣だらけの肌を包帯や頭巾で隠していたはずが、山梔子守はサラサラツヤツヤの漆黒の髪に、白く滑らかな女性の肌質というお姫様仕様。
もう笑うしかないネ☆
性格や雰囲気イメージは「艶/漢」の主人公。嘘が女のアクセサリーなら、ミステリアスな男や謎めいた美人は全世界共通で魔性ですね。
ついでに別名も思いついたのでメモ。
「風羽根」
苦無の形状と鳥の風切り羽って似てるよなと思ったのと、ご存知不幸な黒田が風磨小太郎に使っていた綽名から。
頭領の第二衣装みたく羽は生えないけど、二枚の鉄の羽を振り回して戦うよ!みたいな。
督姫に名前もらってからは使わなくなった名前。
あんまり使わない夢変換の名前にしておきます。
性格ですが、主従で似ていたり似ていなかったり。
梔子はもともと平成育ちなので転生して忍者として育っても、戦国の世界でも心の奥で戦や荒事に馴染みきれていない部分があります。三つ子の魂百まで。だから戦がなくなった後の忍者の就職先とか考えた結果、兼業医術師やってた。
山梔子守は誕生した時から風磨の忍者の手を数代渡り歩いた忍者刀なので根っからの戦闘民族。血濡れの刃物。ただしその特性上土を掘ったりテントの留め具だったり大工仕事に使われたりもしているので、戦いだけの武器ではない。
共通しているのは「督姫さまかわいい」。なにせ生まれた瞬間から見守ってきた大切なお姫様。思い入れもそりゃあ強い。めっちゃ強い。
母のように姉のように、乳母としても従者としても護衛としても守り続けていた。もともと梔子は子供好きだったのもありその影響から山梔子守も子供好き。
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