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二度あることは三度ある
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若干投槍







服装オーケー

ゴーグルオーケー

マフラーオーケー

レーダー充電バッチリ、ボール装着完了。



「焔尾これからお姫様の奪還劇するけど覚悟と気合は・・・・・・」


『うおおお葵尾今行くぞオオ』


「・・・バッチリだね。棗たちも奪還というか私達逆に奪う側だけど頑張って貰いますよろしくお願いします。仲間と家族のため、危険だしちょーっと犯罪チックだけど」


『迷子を迎えに行くだけだろう。』

『瑠璃は肩に力入りすぎだな』




焔尾はボールの中で燃え上がってるし、他のみんなの士気も最高潮。

作戦会議というほどのものではないが、とりにもあえずの短い話し合いを進める。



「今回厄介なのが、相手は防犯カメラやセキュリティではないこと。ポケモンでもない多角プロの人間。心して掛からないと」

『面倒だ。人間相手はどうもコツがつかめない』

「あの忍者や警備を出し抜けるとは思えないから正面突破を覚悟しないといけなさそうだし、こうして夜襲仕掛けるのは仕方ないと思うよ。」




ボシュ、とボールの一つを開く。

出現したクロバットの屋久(ヤク)が自分の役目をすぐに理解して瑠璃の頭の上に移動する。

瑠璃は派手な赤いゴーグル縁取りではない砂漠越え用のゴーグルを装着して、髪の毛を一つにまとめてその足にしっかり掴まる。

そうして飛び立てば、ちょっとばかし忍者気分だ。



「葵尾を取り戻したらすぐに隣の国に逃げないとね」









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あきゅろす。
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