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「最悪だ・・・魔法無しでなんて!あそこには銀杯が100はあるぜ。マグル式の磨き方は苦手なんだよ・・・」


「いつでも代わってやる。ダーズリーのところで訓練されてるからね。さんざん」





ロンは、フィルチのところで銀杯磨きというばっそくを喰らった。

ハリーはロックハートのところでファンレターのお返事書き作業。

かわいそうだとは思うがハーマイオニーは「校則を破ったんだもの」とそっけない。

8時きっかりにとマクゴナガル先生は言ったが、せっかくの土曜日を潰すのがこれだとは。




『沈んでるな。』




椅子に座りながら雹が言った。

見ると、制服とは違うんだが私服でも無さそうな服を身につけている。

東洋魔術のときに着替えるのが面倒だからと制服を改造してあるそうだ。




『マクゴナガル先生に、二人を東洋魔術の授業の手伝いに来させてくれないかと頼んだけど・・・却下された』


「・・・雹と一緒に薬草つみならいくらでもするよ・・・・・」





眉目秀麗成績優秀の雹のところでお手伝いが出来るなら、

罰則を受けたいがために規則違反をする者がでかねない。

マクゴナガル先生の判断は賢明だといえる。


ところで雹が外套を羽織っているのは何故だろう。



「どっかいくの?」


『・・・今から留守にするから、早めに夕食を取ろうと思ってる。』


「へぇ・・・そういえば自給自足だっけ。雹って普段何食べてんの」


『・・・・・・・・・・(白米納豆味噌汁)・・・健康食品?』


「?」


『日本料理・・・。体にいいもの』


「東洋の食べ物って、やっぱこことは違うの?」


『食べたいなら今度作るけど・・・』


「「「食べたいっ」」」









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あきゅろす。
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