夕焼け色の思い出

夕焼け色の思い出

それは沢山の大切な思い出

夕焼け色に染まりながら
肩を並べて歩いた

楽しい話を沢山しながら

それは夕日が沈むまでの短い時間

少しでも長く一緒にいたいから

話が途切れないように
一生懸命話題を考えた

けれど夕日は必ず沈んで夜になる
それはさよならの時間

また明日。と別れる時は少し寂しくて
でも心はポカポカしていて

そんな私の夕焼け色の思い出


「叶うならもう一度あの頃に戻りたい」

そう思っても
時は巻き戻せないまま
私はどんどん遠ざかって行く

夕焼け色の思い出から…

けれど
どんなに遠ざかっても
夕焼け色の思い出は色あせず
私のそばにいる

色あせない夕焼け色の思い出は
私の心の支えになっている

夕焼け色の思い出は
私一人では作る事が出来なかった

貴方が
貴方達がいたから
作る事が出来たんだよ

ありがとう

大切な、大切な、
私の友達

きっと私は一生忘れる事は無いだろう

大切な思い出と

大切な友達を



初出・2010/12/03

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