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※未来というかパラレルな感覚で読んでください。本編に繋がりは無く未来のネタバレではありません。
大学を卒業して、僕は何とか名のある企業に就職できた。
条とは良い関係を続けている。
.......そう、不満など全く無く、順調すぎる人生なのだが。
1つ。
困難というか何というか。
「中嶋〜〜仕事片づいたかぁ?今日も飲みいくぞぉーっ」
部長からの有り難いお誘い。
だけど、なんか
ボディータッチ多くない?
飲んでいても腰や肩に手を回され、撫で回され。
ゾワワッとします。
やだなぁ。
「やだなぁ......じゃないから!!!!」
目の前の恋人は大層ご立腹であります。
「それ完全にセクハラだし!!ぐあぁあ〜なぜ気付かないかなぁっ!!
ここまできて天然なのかぁ」
頭を抱えて怒ってる。
「ごめんね。僕が鈍くさくて。嫌な気持ちになったね」
「やや、悪いのはそのセクハラくそ上司だからっ尋は悪くないし。
てかゴメン。尋に怒っても仕方ないよな。」
過去に色々あったから、こういう事には人一倍心配する条。
「とにかく、今日は僕の抱えてる仕事が忙しいから飲みの誘い無いと思うし。大丈夫だよ。」
「尋の大丈夫だよ。は宛にならん。迎えいく。」
「条も忙しいでしょ?お店任されてすごく繁盛してるし。」
条はバイト先のブランドの親会社が新しく立ち上げたブランドのショップの責任者に抜擢された。
店のモデルも任されて雑誌にも色々取り上げられて瞬く間に人気ブランドに成長している。
「あっもうバスくるから僕いくよっじゃまた夜にね!!」
バイバイっと慌ただしく革靴な足を通しマンションを出ていった。
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