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番外編
E条side
尋のマンションに着いて、よくよく電気の下で見たらシャツはビリビリだわ涙で顔はパリパリしてるわで…

「風呂…入ろう?俺も入るから…」


まだ怯えて震えている尋1人じゃ不安だった。



いつも恒例のあわあわタイムだ。

お互いの体を洗いっこしているうちに尋は落ち着いてきて笑顔を見せてくれた。

俺は調子に乗って、双の尻を洗いつつ、穴をこすったら


「だ…だめっ」


なんかヌルッとした。

「なにこれ…なんでなんか濡れてんの?何かのクリーム?」

尋は俯き、目を泳がせていた。


「ね…尋怒らないから、どこまでされたか話せる?」


尋は俯いたままコクンと頷いた。


「えと…首筋とか乳首…とか舐められて…そこに…」


「ここに?」

ぐっと指を穴に侵入させた。


「んんっ…そ…こに指を入れら…れた。痛かった…誰かとやってるだろとか言って痛くしてきた…」

「あのやろー…生意気に俺に嫉妬しやがって。俺の大事な穴を荒っぽくするとは…殺してぇ!!」


ユルユルとまだ潤いの残っている穴に指を出し入れする。


「んっアッン…」

尋の艶っぽい声が浴室に響く。

クチュクチュと音をさせ尋の腰がガクガクしてきた。


「俺だけだ…俺だけがここに触れて良いんだ…」


「そ…だよ。僕、嫌悪感しかしなかったよ…なにも感じなかったよ…ずっと条の顔が頭に浮かんでいたよ…」


尋から大粒の涙がでる。

「だから…忘れたい…僕、汚い?もう…した…くない?」


唇を震わせて泣きながら俺に縋る尋を世界一ピュアで綺麗で愛おしい存在だと思った。

「汚い?冗談だろ…覚悟しろよ…。一晩中鳴かせてやるから…気絶してもやるからな…忘れさせてやる…」



本当に一晩中やりまくった。

浴室で、浴槽で、ソファーで、フローリングで、キッチンで…本当に気絶してしまった。


けど朝まで抱き続けた。

俺のものなんだって俺自身に言い聞かせるように…

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