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番外編
B
ほんっと街灯少ないよなーこの道。

真っ暗に近いほど暗い夜道をテクテク歩く。

建物も少ないので余計に暗い。


テクテク…

トコトコ…


テクテク…


トコトコ…


テクテク…ピタッ

トコトコ…ピタッ



何か後ろに…気配が。


早足で帰ろ。


パタパタと早足で歩き出したら、バタバタと後ろから走ってきた。


誰かが…僕めがけて

くる!!


肩を掴まれた。

「やっやめっんぐっ」


口を塞がれた。


「黙れよ…俺、ナイフ持ってるからな…黙って言うこと聞け…」

小さく頷いたら口から手を離した。

低い声。月明かりで何とか中年のガタイのいい、男としかわからない。


怖くて震える。


「なっ何が目的ですか…」


ニヤァと嫌な薄ら笑いを浮かべ


「中嶋尋くん…でしょ?」


ゾクッとした。

なぜ知ってるの。


「僕は貴方を知らないです…」


「そりゃそうだ。いつも可愛いと思っていた。いつもいつもこの道をすれ違う時に…」


耳元で囁かれた。

「勃起したよ。」


「やっ何を言ってる…男だし!!」


「だから何だい?可愛いくて可愛いくて…いつも触りたい、犯したいと思っていたよ…」


瞬間、腕を引っ張られ路地の隙間に放り投げられ馬乗りされ押さえこまれた。


「だっ誰か助けっ…」

「おっと尋ちゃん、ナイフあるの忘れるなよ。可愛い顔に傷がつくぞ…」


ピタピタと首筋にナイフを当てられる。


怖い

怖い


ツーっとナイフをYシャツに滑らせる。


ビリビリビリ


ナイフでYシャツを切られた。


胸がはだけてスースーして恐怖を煽る。

何をされるのか…


解ってしまった。



「やっぱツルツルだなー肌。乳首もピンクでたまんねぇ。」

ニヤつく中年男は首筋から舌を這わせててきた。


ねっとりと下へ下へ這わせ乳首を執拗に舐める。

「やっやだ!!そんなとこ…っ」


「感じるかい?尋ちゃん…おじさんもう尋ちゃんの乳首だけでこんなだよ…」


グイッと僕の下半身に勃起した下半身を押し付けてきた。


「やめ…やめて…」

歯がガタガタして涙が出てくる。



「その泣き顔もクるねーさぁ下はどんな感じかなぁ」


ベルトをサッと外されあっという間に下半身を晒される。


ズボンも下着も剥ぎ取られた。


止めて

止めて


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