小説
①
気づけば夏休みもあと１日。
僕は相も変わらず条と過ごしている。
今日は近所の神社でお祭りがある。
僕も条も甚平を持っていたので甚平デート...
と思ったら
「いやいやいや、尋は浴衣でしょっ絶対浴衣だねっ」
という頑ななまでの浴衣のごり押しに負けて浴衣で行くことに。
僕が浴衣なら条も浴衣にして!
と言ったら急にウキウキし出して、
浴衣デートだ～♪
と言って
「俺のバイト先に良い色の浴衣があるんだよねーちょい確保してくるから!!」
とか言ってパーっとバイト先に行きパーっと帰ってきた。
「へへーこれ店員が着る用のやつ、もう９月になるし倉庫行きになるから無料♪」
「すごーいっ!しかも状態良いし綺麗な色...」
「でしょでしょ♪尋には青みが強い紺色。色白にぜってぇ似合うから!!もうたまらんと思う。やばいな....着たら俺外でるまで理性..ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ」
なんか１人ごと多いなぁ。
たまに条って変だよね。
そんなとこも好きだったりするけど。
って何を考えてるんだろう。
僕は条にべた惚れだなぁ.....
［次へ#］
[戻る]
[小説ﾅﾋﾞ|小説大賞]
無料HPエムペ！
携帯モード]
[
URL送信]
小説
