小説
G
オムライスを食べて、僕の部屋でDVDを観ている。
小さいソファーに寄り添いながら。
新作の映画は凄く面白い!!
「面白いけど…凄い…凄いけど…地球から人が消えたら…恐いね。」
内容は未知な生物によってウィルスを撒き散らされ人間がどんどん滅びていく…
「尋怖い?」
心配そうに条が覗きこむ。
「あっ違くて…ただ、僕は条が消えたら嫌だなーって。離れたくないなぁって…」
何言ってるんだろ。
DVD一つに…
「尋…嬉しい」
僕の肩に手を回す。
長めのオリーブ色の髪の毛が僕の頬にパラパラと当たる。
長い指がメガネをそっと取る。
「条…」
「なぁに?」
なんでだろう。
今、したい
「キスして…」
「…喜んで。っとに可愛い…」
ゆっくりゆっくりとついばむようにキスをする。
いつもより慎重だ。
「ん…条。もっとぉ」
「…」
ガバッ
小さなソファーに押し倒され、舌と舌を交わらせた。
ねっとりと、でも優しく。
「ん…尋…今日は積極的。可愛いすぎて俺困っちゃうよ。」
目を細めて苦笑しながら言う。
「条…が好きです。条に触りたい。こんなエッチな僕は嫌い?」
[*前へ][次へ#]
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!