小説
H条side※
細い腰をくねらせて限界の訪れを知らせる。
「尋出して良いよ…ほら…」
手で優しく扱きつつ吸い上げる。
「ぁああっだめぇ!!口、はなしてぇ…」
嫌だね。
尋の精液だって俺のものだ。
グジュグジュと先端を舐めたり吸ったりしていたら…
「あっあーーーっ」
首を仰け反らせ太ももがピクピクしてる。
それとともに尋の精液が俺の口にピュッと飛び出した。
勿論ぜんぶ、ぜんぶ飲んで舐め尽くす。
「ハッハッハッじょっじょ…う…ハァ」
息も切れ切れに俺の名を呼ぶ。
「なぁに?これで終わりじゃないよ?まだまだ「ごめんなさい」」
…
「うぅっごめんなさいごめんなさいごめんなさい…もう…やめてぇ…謝るからぁ…」
何てことしてんだよ俺は…
嫌がる尋押さえつけて縛り上げて…
よく見ると抵抗したせいかネクタイの縛り跡が
尋の細い手首にくっきりと。
とうとうしゃくりあげながら泣き出した。小さな体がブルブル震えている。
「ごめんなさい…ごめんなさっ条…ごめんなさい…」
「嫌いに…ならないでぇ…」
なるもんか。
「俺が嫌われるの間違いだよ尋…俺こんなこと…ごめんごめん。尋ごめん。」
そっとネクタイを外した。
尋の目は真っ赤だ。
なんて取り返しのつかない事をしてしまったんだ俺は…
「条、僕は…嫌いにならないよ。嫌いになれないよ。斎藤くんと話さないで好きでいてくれるなら…もう話さな」
ギュウッ
こんな…こんな俺なんかを許してくれるのか。
尋の細い細い体を…
折れそうなくらい抱き締める。
「醜い嫉妬なんだ。ほんっとにごめん。傷つけた。もうしないから…二度と嫌なことは…」
尋が俺の頬を両手でそっと包む。
縛られていたせいで冷たい指。
「こういう風に…乱暴なのは怖いのは嫌だけど…僕もね、条に触りたいんだよ。だから…」
だから?
「だから今度は…その…ちゃんと段階をふんで…ゆっくりと、優しくしてほしいな…って」
尋は真っ赤になって俯いた。
「ごめん絶対に優しくするから。今度また…チャンスをください。ってゆうか次…これ以上のことして良いの?」
真っ赤な真っ赤な尋は小さく頷いた。
尋が俺の腕から離れ膝立ちのままニコニコと俺を見ている。
そして冷静になった俺はよくよく尋を見ると…
刺激を与えられぷっくりと色付いた可愛い突起に
真っ白な太ももを伝う精液と俺の涎…
深いキスをし過ぎて腫れぼったくなったポッテリとした赤い唇。
「…やべ」
「何が?」
キラキラおめめで上目づかいに見上げられ…
またまた起っきしてしまった俺のJr。
「…ちょっとトイレ行ってくるね。尋はシャワーどうぞ。部屋出て右に行けば解るから…」
「うん解ったありがとう!」
和解し、ニコニコする尋に罪悪感を覚えつつも…
トイレでJrを慰めたのは言うまでもない。
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