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小説
@条side
待ちに待った昼休み…
お気に入りの場所に初めて尋を連れて行った。
誰にも教えなかった場所。

尋はそりゃもう可愛い笑顔で喜ぶ喜ぶ♪


花好きそうだな…



尋も俺もご機嫌で飯を食べようとしてた。




俺の軽く発した一言で尋が泣いてしまった。






正直かなり焦った。






思い出して辛くて泣き出したのかと思ったんだ。





だけど違った。





尋は『ありがとう』


と言ったんだ。





軽く微笑みながら泣く姿を見たら、

愛しくて

愛しくて


思わずまた…抱き締めた。








もう無意識だな。


無理なんだよなー



尋に対して理性が働かなくなる。




あ。




顔こっち向けた。



上目遣いがまた可愛いんだよ尋は。




目がウルウルだ。



尋が泣き出してから俺が眼鏡を取った。




うわーキス…したい。





ヤバいヤバい。

耐えなさい。俺。







そしたら尋の天然小悪魔爆弾投下…







「いっぱい泣いちゃってごめんね。もう平気…
ねぇ思い出したんだけど…この前どうしてキス…したの?」







聞く?



「好きだからだよ?尋を恋人にしたいと思ってるから。尋が大好きなんだ…」






もう愛の言葉攻めだ。






はっきり言ったぞぉ〜今回は。だって鈍感なんだよな尋はーまぁそんなとこも可愛いな!!






尋の顔が真っ赤になった。


うん。


気持ちは通じたな。





どうでる?





ヤバいドキドキする。






「僕…は…考えたよ。僕も。条の腕の中好きだなぁとか、まだ離れたくないなぁ…とか」
真っ赤な顔で目はキョロキョロあちこち向いてる。






なんっじゃそれ可愛いって百万回言うぞ。





「条…僕は恋したこと無くて。どうしたら良いか…解らない。」





それって…




「俺、期待して良いの?もう調子に乗ってきてるぞ…」








両手で尋の顔を包む。こっちを向かせた。




しばし見つめ合ったまま…






やっと尋が言葉を発した。







「僕、条が好き…です。」




「付き合うとかよく解らないけど、条といるとドキドキする…んだ。条が好…」


また、




尋の唇にキスをした


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あきゅろす。
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