[通常モード] [URL送信]
僕はエスパー


(僕はエスパー。って言うの希望)


ねぇ実は君に秘密にしていたことがあるんだ。



「何?改まって」



きみに恐がられたくなくてずっと黙ってたけど僕には人とは違う力があるんだ



「何?力って?」



僕は相手に触れるとね他人の考えてることがわかっちゃうんだ



「へえー」



何そのリアクション?



「いやすごいなー。って」


信じてない?



「ソンナコトナイヨー(棒読み)」



触ってもいい?



「べつにいーけど」



エイヤ



「アン…。っていうかどこ触ってんの?」



胸部



「それは何?胸じゃなくちゃ出来ないわけ?」



そんなことないけど…



「じゃあ他のとこにしてくんないかな?」



えーー。



「えーー。ってなんだよ。」



じゃあ手で…



「なんだその残念そうな顔は」



じゃあ、いくね、ムムム。


「…」



今…君には…好きな人がいますね



「なんだそれ」



好きで好きで大好きでどうしようもない人がいますね?



「いやそこまでは好きじゃないなぁ…」



えーー。



「だから。えーー。ってなんだよ。」



僕のこと好きじゃない?



「いや、好きだけども」



スゴい好きじゃない?



「んー。」



そんなには…好きじゃ…ない?



「いやそーゆーんじゃないけどね」



………死にたい…



「あー。じゃあもうスゴい好きっ」



死ぬほど?



「うんうんスゴい大好き、君がいないと生きていけない」



えへへ



「疲れるなー」



ぼらやッパリあたったでしょ。どう?信じた?



「いや、どう?っていうか、どうもこうもないですが」



じゃあさ次は君が今一番したいことをあてようか?



「えー。なんかあんまりいー予感がしないなー」



ムムム



「聞いちゃいねーし」



今君は…大好きな相手とキスがしたいと思ってますね。



「いや全然」



えーー。


「だからえーー。ってなんだよ。こっちのほうがえーー。だよ。」



キス。したく。ないの?



「っていうかさー。君がキスしたいってだけじゃないの?」



ああ、したいさ。したいよ。したいともさ。したいにきまってんじゃん。たりめーじゃん。



「いや。そんな開き直られても」



君は?したくない?



「ちょっと。…したくなった。…かも?」






チュッ







ってゆうの希望(俺が)






[前へ][次へ]
[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!