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カラクリ*ハート
*服装
そろそろこの船にも慣れたがキッドやキラー、その他の仲間の服装には余り慣れない
『ねぇ、キラー…。』
「何だ?」
『何故この船は…その…えっと…。』
「何だボタンはちゃんと閉めているぞ?」
『いや…そういう訳ではなくて…。』
「お前もちったぁこの船に慣れろ!!そんなんだと、身が持たねぇぞ?」
『そんな事は分かっている…。』
「何でキラーの後ろに隠れんだよ
『う、うるさいぞ。それにキラー!お前仮面の下で絶対笑ってるだろ!!』
「俺もそう思う。」
「いや…俺は決して笑ってはいない……プッ。」
『貴様笑ってるじゃないか!!』
「笑ってはいない…プッ。」
『もういいよ…その仮面ボーダー柄にしてやる。』
「ソレだけは止めてくれ!!」
「いいじゃーねーか。イメチェンだな。」
「謝るからソレだけは止めてくれ!!」
『なら交換条件だ…。』
その後、メイルの部屋に連れて行かれ部屋から出てきたキラーの髪は綺麗に三つ編みにされていた
「キラー……。」
「何も言うな…。」
『コレで許してやる…。』
「そういやぁ、お前何かキラーに相談してたな。何話してたんだ?」
『あ、あぁ…お前達の服装が…その、派手と言うか…。』
「あ″?俺がいつもこんな格好でいると思ってんのか?」
『あぁ、お前は露出狂だろ?』
「違ぇよ!!…ハァ、ならこっちに来い。」
『??』
そして案内されたのはキッドの部屋だった。
意外とシンプルな造りで、大きいベットと真っ赤なソファが一番目に入った
「此処が俺の部屋だ…そこのクローゼットに適当に服が入ってる。」
『見てもいいのか…?』
「あぁ…。」
確かにキッドのクローゼットには普通の服が入っていた
『ちゃんと有るじゃないか…何故着ない。』
「この格好が気に入ってるからだ。」
『そうか…。』
「そういうお前だって、いっつも同じ格好じゃねーかよ。」
『布の下の服は毎日変わっているぞ…?』
「そんな布被ってたら分かんねーよ!!」
『ちなみ今日はタンクトップにショーパンだ…。』
「お前いつもそんな格好なのかよ
『私は自分を着飾る事はしない。』
「ハァ…少しは女らしくしろよ。」
『そんなもの必要ない…。』
「この服やるよ…。」
『Yシャツ…。』
貰っても、コレはさすがに
『…ありがとう。(ブカブカだろ…コレ。)』
「あぁ…。」


《でも、コレは大きすぎだな…。》
(何か言ったか?)
《あぁ…そろそろキラーの三つ編みを解いてやろうと思ってな…。》
(そうだな…。)

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