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カラクリ*ハート
*再びの登場
ドレットに呼ばれ外に出てみれば、目的の島が見えて…"メイルちゃんも行ってきなよ!!"と言われたので、護身用の大剣と共に島に降り立った
『じゃあ、行ってくる…まぁすぐ帰って来るがな。』
「メイル!!ちょっと待て!!」
『何だ…?』
「キラーと一緒に行け。」
『……分かった。』
「何だその間は!不満なのかよ!!」
『別に……行こう。』
「あぁ、じゃあキッド行ってくる。」

キッドの奴は何を考えているんだ?分からんな…ひょっとすると過保護なのか?
しかし…
『すまないが…もう少し離れて歩いてくれないか?』
「何故だ?離れていては一緒にいる意味が無いだろ?」
『パーソナルスペースを考えろ!!そして、ボタンを閉めろぉ!!』
「少しは慣れたらどうだ?」
『そんな事に慣れなど必要無い!!!』
「仕方ない…コレならどうだ?」←第2ボタンまで
『……ギリ大丈夫。』
「大丈夫なら物陰から出て来てくれないか?」
『さっさと、行こう。』
そして、私とキラーは街の中心に沢山の露天商が並んでいたので見て回った
『結構人が居るな…。』
「何か欲しい物は有るのか?」
『そうだな…欲しい物か。あ…。』
欲しい物といっても無いが、商品を見ている内にある商品に目が止まった…
『ゴーグル…。』
キッドが着けているものとは全く違うが、多分バイクなどを乗るときに目が乾かないようにするための物だ
「コレが欲しいのか?」
『あ、あぁ…スミマセン、コレはいくらだ?』
「毎度あり!!ソレは500ベリーだよ!!」
『買う…はい、500ベリー。』
「買ったのか。」
『あぁ、キラーちょっと。』
「何だ?」
『誰も来ないか見張っていてくれないか?』
「あぁ、分かった。」
鏡が無かったので商品ケースが鏡と同じ役目を果たしていたので、早速ゴーグルを着けてみた
『どうだろう、似合っているかキラー?』
「あぁ、似合っ「似合ってるぜ。」
びっくりして後ろを振り向けば
「凄く似合ってるぞ。それに、その耳!!俺好みだ…ますます気に入ったぞ。」
『キラぁぁー!!』
柄にもなく叫んでしまった。その後、素早くキラーの後ろに隠れた
『何故貴様が此処にいるんだ?』
「そうだ…何しにきた。」
「たまたま通りかかっただけだ。」
『本当か…?』
「そうだ、それに今日は何もしねぇよ。」
『なら別にいいか…じゃあな。』
「あ、そうえば名前聞いて無かったな…なんていうんだ?」
『………メイル…。』
「ん?……?」
『私の名はメイルだ…。』
「(///か、可愛い!!振り向き越のあの顔はヤバい!!///)そうか。」
『行こうキラー、他にもまだ何かありそうだ。』
「あぁ、分かった。」
その後、キラーと二人で色んな店を廻って有意義な時間を過ごせた


《そろそろ帰るか…。》
(そうだな、キッドも心配しているだろう。)
《ねぇ、キラー。アイツは過保護なのか?》
(そうかもしれないな。)《(過保護なのか…。)そうか…。》


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