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カラクリ*ハート
*相談
受験も合格して、新しい高校に入学
そして全てを新しく迎える
「よう!おはよ!!」
『…おはよう。』
「どうした?元気ないぞ、腹減ってんのか?」
『いや…お腹は空いてない。元気もある。』
「そうか?だったらコレやるよ!!」
そう言ってルフィから手渡されたのは飴
『いいのか…?』
「おう!」
『ありがとう。』
ルフィの無邪気な笑顔には少しだけ救われる
「おーい!!メイル!!一緒に飯喰おうぜ!!」
『今行く…。』
屋上に行くための階段をボニーと一緒に喋りながら登った
「放課後どうする?どっか遊びに行くか?」
『そうだな…近くに新しいゲームセンターが出来たらしい。』
「マジか!?じゃあ今日はそこに行かねぇか。」
『いいぞ…。』
たわいもない話をしながら屋上へ行くと
「ん?何だ、ジュエリー屋か。」
「何だトラファルガーかよ!ってことは、キッドも一緒か?」
「あぁ、だがユースタス屋は麦わら屋と一緒に購買に行ったぞ。」
「そうか。そういえば、お前住む所決まったのか?」
「あぁ…それなんだが。」
『ボニー、お邪魔の用なら私は先に食べているぞ。』
「あぁ!!悪ぃ悪ぃ、そうしてくれ。」
『分かった…。』

バァァン

「お前もう少し静かにドア開けろよ!うるせぇ。」
「いいじゃね〜か!それより飯飯!!」
『あ、ルフィ…。』
「お!メイルじゃねーか!!どうした?こんな所で。」
『ボニーと一緒に昼食を食べようとしたら、話があるからって…。』
「ふぅ〜ん、なら一緒食べようぜ!いいよな、キッド!!」
「別に構わねぇよ。」
『そうか…ありがとう。』
「其れよりよ、ローは何悩んでたんだ?」
「あぁ、何か今住んでる部屋が狭いから違う所 探してるらしい。」
『そんなに狭いのか…?』
「キッドの家も狭いよな!!」
「う、うるせぇよ!!俺も新しい所探してんだよ!!」
『そんなに狭いのか…?』
「狭いっつーか、まぁ一人暮らしにはそれぐらいで十分だと思うぜ?」
『そうか…。そう言えば、トラファルガーは引っ越しするのが多い気がするが…。』
「あぁ、どうせ部屋が本で埋まっちまったから引っ越すんじゃねーのか。」
「ローの部屋は難しい本ばっかなんだぜ!!」
『ルフィは難しい本は読まないだろうしな…。』「言えてるな。」
「ひでぇーぞ!!お前ら!!」
そんな話しをしていたら
「ごめんな!メイル、話は終わったからよ。」
「悪かったなメイル。」
『いや、それより話は纏まったのか…?』
「いや、全然!コイツの要求が高すぎんだよ!!」
「部屋にこだわって何が悪い?」
「トラファルガーは本の山に埋まってればいいんじゃね?」
「お前を本の山に埋めるぞユースタス屋…。」

(それより早く食べよう…。)
(あ、メイルこのおかずくれ!!)
(いいよ…飴くれたお礼。)
(よっしゃー!!)

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あきゅろす。
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