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カラクリ*ハート
*騙された!!
写真の子を捕獲したのはいいが…
「何で俺の部屋にいるんだ?」
「知らないクルッポー。」『ハトだ!ハト〜!!』
「長官、あの子が遊んでいる間に報告した方がよろしいかと…。」
「あぁ、そうか…。」
『わぁ〜オオカミだ!スゴーイ!!』
「ワシの方が凄いぞ!」
『おぉ〜、キリンだ!!』
「そう言えばこの子の名前は?」
『私はメイルって言います。』
「で、何でこんな所に来たんだ?」
『…逃げて来たの。』
「逃げて来た?」
『うん…カモメのおじちゃん達は私の事を大事にしてくれてるけど…いつも決まった時間になると違う部屋に連れて行かれるの…それが嫌だから逃げて来たの。』
「(カモメのおじちゃんって)センゴク達が関わってるって事は…。」

プルプルプル…

「……分かりました。カク、そろそろ別れの時間だ。」
「そうか…残念じゃ。」
『カク〜もっと高く!』
「メイル、次はあっちで遊ぼうか。」
『うん!!』



「連れて来ました。大将青キジ…。」
「あぁ〜、ご苦労さん。さぁ、帰ろうかメイルちゃん。」
『ヤダ…ヤダ、帰らない。カクと離れたくない!!』
「困ったのう…。」
「なら、君も一緒にきてもらおうかな。」
「ワシも行くんか!?」
「長官命令だ…行ってこい!!」
「長〜官〜!!」
「面倒くさいけど…行きますか。」


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あきゅろす。
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