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カラクリ*ハート
*異世界に来た!!
うん、何となく分かった。歩いてすぐの丘からは海が見えて、元来た道を辿って進んで行くと町がある
『こんな所で泣いてても仕方ない、取りあえず町に行ってみよう。』
町まで歩いて行くと、結構人が沢山いて賑やかな町だった
『結構賑やかな町だなぁ〜、一体どこの世界なのか…ぶ!!』
辺りを見ながら歩いていたら誰かにぶつかったみたい
『ご、ごめんなさい!!』
誤ってぶつかった人物を見たら、一番に目に付いたのは
『ピンクのモフモフ?』
「フフフ、何だ?随分と大胆だな。」
『ごめんなさい!!すぐ離れ…あ、あれ?どうなってるの!?』
今私は、モフモフに抱き付く形になっている。離れ様としても体がピクリとも動かない
「フッフッフ、お前どこの奴だ?変なん格好してるし…。」
『ごめんなさいぃー!!離れたいのに体が言うこときないよ〜!!』
「ドフラミンゴ、おやめ。」
「フフフ、面白い玩具が手に入ると思ったんだが…おつるさんにゃ、かなわねぇからな。」
『うぇ〜ん、ありがとう〜!!』
「よしよし、もぅ泣くのはおよし。」
私を助けてくれたのは"おつるさん"と言うお婆さんでした。
その後、私の話を聞いてくれました
「そうか…じゃあ、その"神様"とやらにこの世界に飛ばされてきたと。」
『はい…そうなんです。ここがどこで、どんな時代なのかもサッパリ…。』
「此処は海軍基地本部の近くだ、それに…今は大海賊時代だ。」
『モフモフさん、海賊って言いました?』
「あぁ、言ったぜ。(モフモフ…)」
海賊って言ったらアニメのONE PIECE?だったかな…名前はルフィさんしか知らないけど
『あ、あの…この世界にルフィって言う人が居たりしませんか?』
「麦わらのルフィを知っているのかい?」
『いや、えっと…私の世界では有名です。』
「そうかい…。」
『あ、あの!…この世界について教えて下さい!お願いします!!』
「そうだね、手を貸してあげよう。」
『あ、ありがとうごさいます!!』



(そう言えばお前さん、この国の硬貨は持ってるのかい?どうなってるの)
《硬貨??》
(この世界のお金の事だよ…その様子じゃ、持って無いみたいだね。)
《ゴメンナサイ…。》
(なら、本部で働いて稼ぎな。話はこっちでしておいてあげるよ。)
《おつるさん!!ありがとー!!》

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あきゅろす。
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