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だれんしゃん。
自爆(クレ←ダレ
「ラーテン!!」
「おぉ!エラではないか!!久しいな」
バンパイアマウンテンにきてからずっとクレプスリーは引っ張りだこ
「えぇ、何年ぶりかしらね」
「美しさは未だ保っておるのだな」
「あら、今更口説こうたって遅いわよ」
「そんなもの速いも遅いもなかろう」
「ふふっ、どうかしらね……?ダレン?どうしたの?」
「な、なんでもないよ!!」
相当むすくれていたのだろう。
2人して不思議な顔をしてこちらを見てくる
何でもないと悟るとまた2人で喋りだす。
おいてけぼりだ……
バンパイアマウンテンに来る前はずっと僕とクレプスリーの2人で一緒にいたのに
ここにきてからはずっと僕1人だ。
いい加減惨めになってくる
「ぼ、ぼく先に部屋戻ってるね」
「うむ、あまりほっつき歩くなよ」
「わかってるよ…」
外にいたときならどこに行くんだ、とか聞いてくれたのに……

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「はあ……」
憂鬱だ。
クレプスリーは未だにエラの事が好きなのだろうか、だとしたら僕が入る隙間はないじゃないか。
「…」
こんな孤独感は初めてだ。
いつもは隣にいるのに。
その温もりがない。
「…ッ……。」
涙がでてくる。
特別だなんて思ってなかったけど、
優先順位では僕は上の方にいるとおもってた。
でも、それは勘違い。
「うっ……ぐすっ…」

「…………ダレン?泣いておるのか?」
「え"っ、違うよ!!鼻がつまっただけだよ、ははは…」
「…なら我が輩に顔を見せぬか、」
「あ、僕カーダの所行ってくるね。」
「待て」
立ち去ろうとしたけど腕をつかまれて立ち去る事ができない。
なんて言えばいい?あなたが好きで、エラに嫉妬してました?そんな事言えない!!
「…泣いておるではないか。」
ずるい
「…………」
「どうせお前の事だ、1人ぼっちにさせられた、と泣いておったのだろう?」
ずるいずるい
「…」
「案ずるな。今愛しておるのはダレン、お前だけだ」

クレプスリーはほんとにずるい。

((クレプスリーの愛してるは親子的なものでそれを理解してるダレンは余計虚しい、けど嬉しい←))

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