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地獄の裁判
地獄の裁判 D

「カオンー…!」
サタナはすぐにカオンの所に行き、カオンの顔を見ると、ものすごく血を出してる。

「死ぬな…!」
カオンの腕を強く握りしめた。

「……私はもうすぐ死ぬ。私のコートのポケットに手紙を入っている……げふっ!」

血を吐いた。どんどん血が流れ、カオンはしゃべらくなり、沈黙した。サタナは一生懸命話しかけるが、無駄だった。
カオンは亡くなった…
一瞬空気が重くなり、サタナはショック受けすぎて泣けなかった。
しかし、カオンの顔は笑顔で眠っているようだった。サタナはカオンの顔を見ると、なんか温かくてつい涙をこぼした。

「カオン…!!」
またサタナ1人になったのが苦しく、荒れていた。
その時、カオンの遺言を思い出した。カオンのポケットを探すと手紙があった。
サタナが手紙を読むと、エンジェに振り向いた。

ふふっ…私を憎みなさいよ。
と思った途端、エンジェはびっくりした。

「……あなたは私が死ねば条件が叶うの?」
「ええ…!ボスと約束したわ!あなたを死なせたら、この世界もらえるって!」

「……無理…………」

サタナは涙をこらえながらエンジェを刺した。

「がふっ……」
口から血を吐いた。

「そんなバカな…!」
口の中は血の味がする。


「本来のあなたじゃない…悪魔のエンジェだよっ!」
サタナが泣こうとすると、

「ふっ…あははーっ!」

エンジェは笑っていた。
目が変わり、
「そうだよ!俺は悪魔だ!お前も悪魔のくせに天使は何だ!?」

「知らないっ!天使に生まれたかったのに……」


エンジェにまた刺した。

「フフフ……神様なんて…嫌いだよ」

エンジェは倒れた。
ただ悪魔に生まれたかった……

「ねぇ未来、変わってくれる…?」
「私とエンジェ…?」
「うん…私は悪魔でお前は天使…いつかは会えると思う………」

ゆっくりと逝った…。

「私は…天使………」


やがて年が過ぎた。
エンジェが言った通り、変わっていた。

「お前は死ぬんだよ。苦しみながら」
エンジェは死神になり、サタナは神様になった。

「…エンジェ?」
「サタナ……?」

前のことを少しずつ思い出した。

禁断の友情…
死の友情……

未来は変えられるんだろうか。
変えられるのはあなただけー……


ーENDー


†一言†
…つまらない小説で短編で申し訳ありません…
やはりファンタジー小説苦手かもしれない
次は恋愛小説にしようかと思っております。なんか案を下さいね


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