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地獄の裁判
地獄の裁判 @
小春の小説です。少しグロイなんですけど…よろしくお願い致します!



……ここは地獄と天国という2つの世界がある。

地獄といえば、悪い人に苦しみを与え、労働される。
反対に天国は、『あなたはよくやりました』と人を迎えて、癒される生活、贅沢な生活を送ることが出来る。いい人しか入れない。

その決まりが違う悪魔と天使がいる。簡単に言うと、
天国の悪魔、地獄の天使。

『天国の悪魔』は、悪魔は悪いのに、優しい子であり、『地獄の天使』は、天使は白い羽が広がる、優しいイメージがあるが、その逆で悪い子で黒い羽の子である。

その2人の物語があったー…。悲しく、友情を感じる物語である。


「はぁ…いい人と悪い人ってなぁに?」
「サタナ……自分で探すことね」
エンジェは本を読みながら言った。

「エンジェ!いじわるっ!」
「え〜?なんで?」
サタナがエンジェの服を掴もうとすると、人が来た。

「サタナ様!エンジェ様!逃げて下さいっ!!」
2人は意味分からなかった。
そのとき…

ガチャン、ガチャガチャ!
ゴゴゴココ…!
ゴオォォォ!!

地鳴りしていた。まるで地震みたいだ。

「何!?何の音?」
サタナは震えていた。
「大丈夫よっ」
エンジェがサタナを抱きしめていた。まだまだ地鳴りが続く。
だんだん音が大きくなる。ついに私たちがいる部屋のドアが倒れ…大きな人が立っていた。影で見えない。

「へへっ…とうとう見つかったぜぇ…」
よだれを垂れしている。そのよだれが床に落ちると、ブアーッと燃えていた。

2人も怖くなった。しかし、何にもやれない。どうすればいいのか……?
「お前がなぁ…まだ子供なのになぁ……」

ピストルを出して2人の額に下ろし…打った。
弾が2人の額に向かっている。

「……っ」
突然エンジェの額に印が浮かぶ。サタナにも出てくる。
とても熱く、我慢出来なかった。悲鳴を上げようと思ったが、2人はなぜか眠った。
起きる時、目を細く周りを見ると、なんか光が溢れる。

「あぁっ…私の…?」
エンジェは昔の記憶を思い出した。ここは確か私の部屋。

「エンジェ様、お久しぶりでごさいます」
「私の…執事?」
「さようでございます」

バカな…ここは私が潰したはず。確かにナイフで執事を殺したはず……もしも幻覚ならばー…

そこにあるナイフを取り、執事を刺した。



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