現世乱武小説
甘い誘惑に要注意(小十佐/ss)
珍しく片倉先生の教科の課題のことを忘れていた佐助。
今日中にレポートを仕上げるよう言い付けられ、片倉先生と放課後、誰もいない教室で必死に処理をしていたのだが…
「……あーぁ」
「…手が留守になってるぞ」
「……」
「猿飛?」
「…あ!お腹痛い!すっげー痛い!ヤバイよこれっ」
「おーそうか。じゃあトイレに走ることになる前に終わらせちまえ」
「…この鬼っ!」
「うるせ。誰のために俺まで付き合ってやってると思ってんだ」
「うぐ…。……ね、見逃して?」
「おねだり却下」
「お願いしますっ!」
「泣き落とし却下」
「…こんだけ頼んでんのにさー」
「……逆ギレも却下」
「…じゃあさ、今日片倉さんとこ泊まってサービスしてあげるよ」
「…サービス?」
「うん、サービス。……そそる?」
「…内容による」
「えーと…そうだな……こ、公開…自慰、とか…?」
「!」
「…口で……奉仕、したり…?」
「!!」
「…が、頑張るからさ、俺…」
「…………」
「……片倉さん…?」
「……………今回だけだぞ(ボソッ)」
「ほんとっ?やりぃ!」
「今回だけだからなっ」
その夜、片倉宅。
「さあっ、好きなだけやっちゃっていいからね、片倉さん!俺様…片倉さんの自慰、全部見ててあげるから…!」
「……俺がやるのか」
…何かが違った。
fin
あとがき。
果たしてあれは天然なのか策略なのか…
複雑で仕方ない小十郎。笑
久しぶりのギャグは楽しいっ
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