連載番外編 ※ 報告書(主2) 久永「ふぅー…、さぁ!報告書出しに行こっか!」 長期に渡り私は報告書という、強敵と戦っていた。私は今、勝鬨をあげさせてもらった。 両手に竹簡や書簡、巻物を持ち子桓殿へ届け、子桓殿が曹操殿に届けてくれる手筈になっていた。 久永「子桓殿ぉ!入りますよ。」 司馬懿「くっ!…久永か!来るな!」 扉を押し開けようとした、瞬間中から仲達の声がした。子桓殿の返事はない。私は開ける事に戸惑いをもつ。 久永「仲達!子桓殿は?…中はどうなってるのよ!!」 曹丕「久永か、私は心配ない。どうした?」 司馬懿「はぁ、はぁ…。(あの馬鹿殿が!」 司馬懿が怒っているなど、気にしない。曹丕はなにも無かった様に扉を開け、久永に声をかける。 久永「子桓殿!…よかったです。そうでした、報告書です。お父君にお願い致しますね。」 曹丕「どこへゆくつもりだ。」 久永「…へ?」 私は、子桓殿の執務室し放り投げられ、仲達の足元に尻餅をついた。 久永「ったい…。」 司馬懿「来るなと言ったであろうが!馬鹿め!」 曹丕「何。じっとしていれば直ぐに終わろう。」 そういった、曹丕の右手にはハサミが握られていた。 曹丕「邪魔であろう?」 私は、咄嗟に頭を押さえた。正真正銘の拒絶である。 曹丕「無駄だ。私とて同じ思いをしたのだ。分かち合うのが司馬家を代表する2人とは、光栄だな。」 ハサミをチョキチョキと二回鳴らした。とても、その人物が怖く私達の目に映った。 司馬懿「兄を庇わぬか!」 久永「嫌だよ!仲達男なんだからっ!」 久永は、仲達の背中にに全身でタックル。仲達に「ざまぁみろ!」っと言おうと上を見上げる。 久永「うわぁ゛…。」 曹丕「……………。」 司馬懿「……………。」 皆、しばらくのフリーズ。 曹丕「仲達…。私は男とする趣味は無い」 司馬懿「私とて、そんな趣味はありませんが?」 曹丕「全てはこの馬鹿娘のせいだな。」 司馬懿「…はい。ギャフンと言わせねばなりませんな」 久永「えっ!私!?知ってじゃ無いんです!」 二人の鋭くきつい視線が私に突き刺さる。原因は私が仲達の背中にタックルをしたせいで、仲達が転けまいと掴んだのが子桓殿のマントで仲達と子桓殿がお互い様にどうなってそんな展開に転がったかはわからないけど唇同士のキスをされたらしく、その恨み晴らしが仲達にタックルした私に向いているのだ。 久永「あ!さっきですね写メ撮ったんですけど、夏候惇殿と張遼殿や徐晃殿に見せて来ましょうか?ベストショットだと思いますが?」 曹丕「久永…。携帯を貸せ!」 久永「嫌です!張遼殿ぉぉぉお!助けて下さい!」 司馬懿「往生際が悪いぞ、久永!」 久永「うわぁっ!?(軍師ビーム!?」 遂に二人は武器を手に取り久永を攻撃しはじめた。器用な動きで避ける久永は武を極める張遼と曹操の腹心、夏候惇が駆け付け司馬懿と曹丕は退治されたのであった。 めでたしめでたし この話は、4から5になった丕様の衝撃が大き過ぎてこうなりましたww 平成の文化が混じって仕舞いました。便利ですね、平成の文化は´ω` [*前へ][次へ#] |