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可愛いオオカミさん3
ベッドの上で制服を着たまま膝を突き合わせて、俺は優しく語りかける。

「夕斗さん」

「あ・・・あき、ら」

耳まで真っ赤になって応える可愛い年上の恋人。

お互いの誤解がなくなって晴れて本当の両想いになった記念に、俺は彼に提案した。
せっかくだから名前で呼び合おうって。

でも俺の恋人、真島夕斗先輩が俺の名前を呼んでくるまで、提案から一週間以上かかった。

しかも今みたいに何度も練習して、催促しないと呼んでくれない。
つまんないな。

「もう一回。夕斗さん」

まるで飼っている九官鳥に言葉を教えているみたいに俺はもう一度返事を促した。

すると恥ずかしさが限界に達したのか、夕斗先輩は俯いてしまった。

「も、もうやめよう紺谷。恥ずかしいよ・・・」

俺のことが好き過ぎて無理矢理押し倒したり、時間がないからって最後までエッチできない代わりに口でしてくれたり。

そういうときには大人しそうな顔からは想像もつかないほど積極的で大胆な先輩は、どうしてか普段はとんでもない恥ずかしがり屋だ。

でもそんなところが可愛いんだけど。

「仕方ないなぁ。じゃああと一回だけ。これで許してあげます」

「うん・・・」

うるうると目を潤ませて握った拳に力を込めている。
その手にそっと自分の手を重ねて、俺は先輩の耳元で囁いた。

「・・・夕斗」

「ひ、ぁッ!?」

ビクン!と先輩の身体が跳ねる。

俺が息を吹き込んだ耳を必死になって擦り、ものすごい勢いで後ろに下がっていった。

「なッ、なにすんだよ!そんなの卑怯だっ!」

「なにが卑怯なんですかー」

ニヤニヤ笑いながら先輩の手を握ると、自分の方にめいっぱい引き寄せた。

「ぁっ」

バランスを崩した先輩が倒れこんできて、俺の胸に顔を埋める。っていってもガチガチの男の胸だけど。

「紺谷!」

「晃」

「あ・・・晃ぁ」

顔が見えないからちょっと安心したのか、先輩は小さな声で俺の名前を呼んだ。
その声があんまり可愛いから。

「ね、先輩・・・襲っていい?」

先輩の柔らかい耳を揉みながら囁いたら、あっという間に腕の中の身体がくにゃりと蕩けた。

「・・・ぅん」

ささやかな返事を聞き終わる前にベッドに押し倒して、柔らかい髪に指を絡める。

「先輩エッチだから・・・今日は恥ずかしいこといっぱいしてあげますね」

「うん・・・恥ずかしいこと、いっぱいシて。紺谷の好きなことシて・・・」

抵抗もしないで俺を誘う。

こんなに可愛いんだから好きになるなっていうほうが無理だよ。

「違うでしょ。俺の好きなことじゃなくて、先輩の好きなことでしょ?」

自分がエッチなのを誤魔化そうとするなんて、いけない子。

そんな子にはお仕置きしてあげなくちゃね。

「じゃあ、俺のほう向いて服脱いでください」

先輩の姿がよく見えるように後ろに下がって腕を組む。

自分でするまで触ってあげないと教えてやるために。

先輩は俯いたり俺の顔を見たりしながら、迷った挙句にやっとシャツのボタンに手をかけた。

「は・・・恥ずかしいよ」

とかなんとか言いながらボタンを外す手は止まらない。

先輩は俺にされることならなんでも受け入れる。
もちろんそれは先輩が喜んでることだし、俺だって先輩のこと好きだから可愛がってあげたいんだ。

全部のボタンを外し終わって、先輩が裾をきゅっと握った。

もともと色白だったけど、テニス部をやめた先輩の胸は蛍光灯に照らされて真っ白に光っていた。
その中で2つの可愛い実だけがポツンと勃ち上がってピンク色に輝いてる。

これだけでイっちゃいそうなくらい卑猥な光景。

「可愛い。下も脱いで?」

優しく促してやると、やっぱり素直にズボンに手をかける。

するりと制服が引き抜かれて、灰色のボクサーパンツが顔を出した。

その盛り上がった中心は。

「先輩、ココ染みできてる」

「ひゃっ」

こんもりと可愛らしく膨らんでる先端部分のじゅわりと濡れた場所をちょんとつついてみた。

途端に先輩の身体がぶるっと震える。

「ほらほら。見えます?なんか漏れてるよ?」

下着の上にぷくっと蜜が浮かぶ。その玉を潰すように、俺の人差し指は先輩の亀頭をくちゅくちゅと転がす。

「や、やだっ、こんたにっ!あんっ!」

膝にひっかっかったままのズボンを力いっぱい掴んで、先輩が俺の指から逃げようと身体を捩る。

「逃げないで。先輩、乳首弄って」

「えっ・・・や、ぁんッ!」

膨らんだ亀頭を揉むように苛めると、先輩は完全に理性を失った。

「ふぅっ・・・ぁ、あん・・・やぁん・・・」

ぽわっと半開きになった口から赤い舌をチラチラ覗かせ、先輩の指が胸へと伸びていく。

「いい子だね。指の腹で先っぽを擦るように回して」

お手本を見せるように、俺も先輩の息子の先っぽを指の腹でくるくると撫でる。

「ぁ、あ、あん、く、くすぐったいよぉ」

「違うでしょ?感じちゃってるんでしょ?」

「あッ・・・か、感じ、る・・・きもちいい・・・」

くねくねと腰を揺らし、足首まで落ちたズボンを脱ごうとする。

それを手伝ってやって脱げたズボンを床に放り出すと、先輩は大胆に脚を広げた。

感じているというのは本当みたいで、俺の指をもっと欲しがるように腰を突き上げる。

ベッドに足の裏をつけてかくかくと腰を振る先輩はエッチすぎて眩暈がしそうだ。

部の合宿では一緒にお風呂も入ったりしたのに、こんなにエッチで可愛いなんて全然気づかなかった。
それに気づいてたらあの日部室で襲われる前に絶対俺から襲ってたのに。

「ね、先輩。直接触ってあげましょうか」

「んッ・・・ぅ、うんッ・・・」

先輩の了承を得て俺はぴっちりとキツそうなボクサーパンツに手を伸ばした。

その間も先端をくすぐったり、引っ掻いたりするのを忘れない。

でもそうすると、どうしても片手での作業になってなかなかうまく脱がせられない。

しかも先輩の可愛く勃起したモノが引っ掛かって、先輩もそれがもどかしいみたいで必死に腰を捩った。

「もっ・・・ぬ、げないよぉ・・・ぁんっ」

「先輩のが勃ってるからでしょ」

「だ、って・・・紺谷が弄るからっ・・・!」

エッチな先輩はあんあん啼きながら開いた脚をぴくぴくさせる。

仕方がない。ちょっとだけ許してあげようかな。

「ほら、腰上げて」

やっと亀頭弄りをやめてもらった先輩は素直に言葉に従った。
細い腰をくいっと上げて少し脚を閉じる。

パンツをするっと抜き取ると、真っ赤に濡れた先輩の息子が飛び出してきた。

「かーわい」

あんまり愛おしくて思わずつついてしまう。

「あっ!や、やめろよ」

悦んでいるくせに唇を尖らせた先輩が、俺の手を握った。

「触っちゃだめなんですか?俺ずっと我慢してるのに」

「こ・・・紺谷が自分でしろって言ったから!」

「ふぅん。じゃあコレも自分でしてください」

「えっ」

「コ・レ」

指で先端を弾く。

浮き上がったままの腰が大げさなくらいビクンと跳ねた。

「見られてなんて・・・できない・・・」

「じゃあ後ろでもいいですよ。俺に告白する前は自分で弄ってたんでしょ?こっちも、後ろも」

す、と指先を先輩の白い尻に滑らせる。

広げているから丸見えになっている小さな口は、ちょっとだけ入口が色濃くなっていた。

先輩が俺に挿れられる前からソコを使っていた証拠。俺に抱かれるのを想像しながら。

「それはッ・・・でも、今は、違うし・・・」

「違う?」

「・・・紺谷、おれのこと好きだって言ってくれた・・・」

またそんな萌え要素をこの人は。

「好きですよ?すごい好き」

「だったら・・・紺谷にシて欲しい」

イジイジと掴んだシーツを弄びながら呟く。

その姿があまりに健気だから、俺の男心に火がついた。

つまり、もっともっと啼かせたいってこと。

「俺、自分でお尻の中弄っちゃうようなエッチな先輩大好きだなー」

「・・・」

先輩の大きな目がピクリと震える。
ふふ。迷ってる迷ってる。

「先輩が俺の目の前でオナニーしていっぱい感じちゃったら、うっかり突っ込んじゃうかもなー」

「・・・」

「俺のでいっぱい可愛がって、いっぱい気持よくさせちゃうかもなー」

「わ、わかったから・・・!」

ついに先輩が折れた。

顔を真っ赤にして肩をぷるぷる震わせながら。

「スる、から・・・紺谷の、挿れてよ?」

「もちろん。早く挿れたい」

ああもうこの人。
どこまで俺の心を鷲掴みにすれば気が済むんだろう。
もう掴まれ過ぎて心臓潰れちゃいそうだ。

「後ろ、指入れるところがみたいな。最初のときは見えなかったし」

最初俺が襲われたとき先輩は自分で穴を解してたけど、正面から向かい合ってたから入っているところは見えなかった。

今度はしっかりと目に焼き付けておきたい。

「もうっ・・・紺谷がこんなにひどいヤツだって思わなかった・・・!」

珍しく怒ってる様子の先輩。

「ひどい男って知ってたら好きにならなかった?」

「・・・・」

「でも俺、先輩だからいっぱい啼かせたくなっちゃうんだよ。めちゃくちゃに感じてるところ見たいから」

「・・・ひどいヤツでも、好き」

史上最強の告白をして、先輩はローションの入ったボトルを手に取った。



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あきゅろす。
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