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納得した末に1
 大分時間が経ってしまった、と急いで戻ると。生徒会達が松原君と和気あいあいと話に花を咲かせ……

「……やっと戻ってきたのかい」
「え! 飲み物はどうしたの!?」
「と、東藤くんっ……」
「うるせー」

 ては、いなかった。苛立ってる副会長に、飲み物を待っていた可愛い人に、青ざめた顔で俺を見つめる松原君。後会長。ごめん松原君、こんな柄悪い奴らん中に一人ぼっちにさせてしまうだなんて。一生の不覚でした。

「ったくよお、お前らマジに何処行ってたんだよ。うるせー馬鹿達を早く黙らせろ」

 会長は何を偉そうに、踏ん反り返って俺に命令をする。一言いいたい気持ちに駆られる。あんたなんか会長って役職がなかったらただの自己中心的な阿呆に過ぎないってな。

「早くしてくれないかな? 僕は気が長い方だけれど、ここまで待たされると流石に気が立ってくるからね」
「……すみません」

 副会長の態度が苛立つのは別にして、待たせてしまったのは事実なので一応謝っておく。が、内心何で俺こんな奴に謝んなきゃなんねぇんだよと思ってる。

 じとり、と睨む副会長に。渋々、席についた。

 すると松原君が今にも泣きそうな表情で俺を見上げてくる。罪悪感に見舞われるが、不謹慎にも、か、可愛い。

「ごめんな、一人にして」

 思わず松原君の頭に手が伸びた。

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あきゅろす。
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