紘六×成紀
成紀の部屋
家に入ると、成紀が玄関に置いたままの鞄を持つ。
キッチンの方から、先に部屋行ってろと、成紀が言った。
家の中には、もう誰もいないみたいだ。
わかったと返事をし、成紀の部屋に行く。
部屋に入ると、俺は成紀の鞄を机の上に、自分の鞄を床に置いた。
そして、ベッドに座る。
ぼっ〜と成紀を待っていると、開けろという成紀の声。
言われた通りに、ドアを開けると、右手にジュースの入ったペットボトル、左手にグラスを二つ持った成紀が立っていた。
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