研太×和樹
駐輪場
駐輪場に移動し、かっしゃんは、いつも一緒に帰っているメンバーに先に帰っていてくれと言った。
みなが帰ってしまい、オレと二人になると、かっしゃんが話しだした。
「昨日のアレ、なんのつもりだよ?」
やっぱり、そうかますか....
「えっ...えっと..」
そう聞かれるだろうと、予想はしていたが、オレはかっしゃんの問いに上手く答えられない。
「研太って男が好きなのか?」
「なっ...何で?」
何でなんて、我ながら白々しい。
昨日、あんなことをしたくせに。
「だって、そうじゃなきゃあんなことしないだろ?」
オレはしばらく黙り、やがて口を開いた。
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