研太×和樹
多少の後悔...
「やっやっしまった....」
自分の欲望を抑えきれずに犯してしまった行為にオレは自己嫌悪していた。
「絶対ひかれたよなぁ」
我ながら情けない声を漏らす。
「...急にあんな事して...」
考えれば考えるほど、悪い想像しか浮かばず。
オレは何だか急に泣けてきた...
「...もう寝よ..」
オレはそっと
目をつむった。
目をつむると
浮かんでくるのは、数時間前のあの光景。
オレは
そっと自分の唇に触れる。かっしゃんの唇の温もりがまだ残っているような気がする。
....いや、かっしゃんの唇の温度や感触口の中の味までも鮮明に覚えている。
思い出すだけで
身体がほてる。
体中の血が沸き上がるような感じがし、それが下半身のある一点に急速に集中していく。
(はぁぁぁ...オレってふがいない..)
気持ちが沈んでいるのにもかかわらず、元気一杯なそれにそっと手を添える。
はぁぁぁ
オレはもう一度溜息をついた。
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