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研太×和樹
本文 K


「っつ」

かっしゃんがまた
目をそらそうとするが、オレはかっしゃんの両肩に置いた手に更に力を込めることでそれを阻止する。


ごまかしなんてさせない!

かっしゃんは黙ったまま、オレも黙ってかっしゃんの瞳を見つめる。



「俺は....研太のことイイ奴だって思ってるよ」


違う!!
オレが聞きたいのはそういうことじゃない!

と黙ったまま、心の中で叫ぶオレ....


そんなオレの心境を読みとったかのようにかっしゃんが口を開く。

「でも...研太が言ってるのはこういうことじゃなくて...好きか...嫌いかってことだろ...?」

んっ

いきなりの指摘に息が詰まりそうになる。

喉が渇く。

鼓動が微かに早くなる。

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