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なんでなんだろうね
いつもの通り道





「行ってきまーす」



綱美は靴を2回ほど床につけ、外へ出た


ダメツナでも何でもない綱美は毎朝遅刻せずにのんびり歩いて登校していた





本来ならお迎えのリムジンの車に乗って並中ではなく頭のいい学校に入るのだが

綱美はそれを嫌がり、無理いってここに通っているのだ




(今日は何かいいことがありそう♪)



直感というもので綱美は今、うきうきしていた



















一方リボーンは綱美に気づかれずに数歩後ろに下がって歩いている


アルコバレーノの呪いで赤ん坊の姿のまま何百年と時を歩んできた






そんなリボーンでも気に入ってきたやつはたくさんいた


その中にはボンゴレボス10代目が入っていた





ボンゴレボス20代目・・・20世


リボーンは初めて会ったとき、困惑していた

綱吉にとても似ていたからだ



綱吉の生まれ変わりではないかと考えた

綱美は不可解なことを今朝言っていたのも考えた理由の1つ








(これは面白いことになる)



綱美の後ろでにやりと笑った

そのことに綱美は気づかない

















「あ、京子ちゃんだ!」



綱美はそう言うと、京子と呼ばれる女のところへ向かった



「京子ちゃん、おはよう。髪整えたんだね」



にこりと笑う

その笑顔に京子は少し顔を赤らめた



不覚にもリボーンも頬を染めていた



「おはようツナ君、そうなの。よく分かったね」



綱美は京子が前世で笹川京子だったという事を知っている

それを知ったのはつい最近だが、京子以外にも京子の兄、了平、山本武、ランボ(8)がいることも知っている



何故分かったか・・。




見た目が前世となんら変わりなかったからだ



一目見た瞬間、すぐに分かった







京子と仲良く話しながら学校へ向かうと風紀委員長が立っていた



「おいツナ、あれは誰だ」



今までリボーンに気づかなかった綱美は「うわっ」とすこし悲鳴をあげた



「あれは雲雀恭弥、雲雀さんだよ。風紀委員長の・・・((凪と今付き合ってるんだ ボソッ」



京子に気づかれないように小声で言った



京子はリボーンをかわいい!と言ってにこにこ眺めている




すると雲雀さんがリボーンの存在に気づき、近寄ってきた



「部外者の立ち入りは禁止してるよ」

「雲雀さんっ、あのこいつは・・・っ」



リボーンをなんて説明しようと考えていると



「邪魔したな」



リボーンはそういって、どこかへ歩いていった

どうせもう学校になんらかの仕掛けをしているだろうけど



雲雀さんはリボーンが去り、用がもうなくなったので学校の中へ入っていった




(それにしてもなんで門の前に立ってたんだろう??)



ふと疑問に思った






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