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なんでなんだろうね
進んでいく時間





どかっ!





思いっきり腹を蹴られた



「いでーっ!」



そう叫んで飛び起きた

こんな起こされ方は初めてだ!!


メイドは!?





目の前にいたのは黒のスーツを着て大きな帽子を被った赤ん坊だった









(まさか・・・)




ごくりと息を飲み込む





昔と変わらないその容姿





「お前・・・誰?」



恐る恐る聞いてみる



その赤ん坊はにやりと笑って、クイっと帽子を上にあげた







「俺の名はリボーン。お前の家庭教師だぞ」






鬼畜家庭教師到来―っ!?








ほほほほ、本格的に俺マフィアのボスになっちゃうわけですか!?

いやですよ!俺!!!!




ん・・?待てよ?



マフィアって何かかっこいいよなー






女の子にもてるかも!?





って俺馬鹿か!!!




「お前本当に馬鹿だな・・・」




はぁと呆れたようにため息をつくリボーン



「お前、今心読んだろ!!?」

「俺は読心術が使えるんだ」


「知ってるよそんなこと昔っからぁ!!!」



興奮しすぎて余計なことを言ってしまった俺



まじ馬鹿すぎだろ俺・・




「お前今、なんつった?」



ぴくっと体が反応する

だ、大丈夫俺言い訳は得意なんだ・・・多分



「えっと・・知ってるよそんなこと昔っからぁ〜だったかな?」



何事も無いようにさっき言った言葉を繰り返す

無理に違うことを言えば、逆に怪しまれる

平常心を保って言い訳をすればリボーンも諦めるだろう



「それはどういうことだ?お前に会うのは初めてだぞ」

「し、資料室のなんか日記みたいなのにリボーンのことが書いてあったんだ!」



じーっと疑いのまなざしで見る

俺、見つめられると嘘が・・・ばれる!


内心冷や汗を書きながら表ではそれがどうした?と、言う目でリボーンを見る

俺って演技派だな!



「・・・なるほどな。まぁそれはいい、今日からみっちり鍛えてやるからな覚悟しとけ」

「えぇ!」



すんげー最悪ι





今日から憂鬱で少し騒がしい日常が始まろうとしていた・・・






















獄寺くんみたいなトラブルメーカーが来ませんように!






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あきゅろす。
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