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暗いところから
暗闇に





ボンゴレ1世・・・もといジョット



俺のご先祖様だ

すでに他界をしている



会えるはずが無い




だとすれば指輪に宿る意思に会いにきたのだろうか?

意思だといえど、昔の記憶は持っているし

普通に出てきたり、食べたり、ものを持ったりできる



最近はジョットに会ってないが、前はよく指輪から出てきていた






そんな彼になぜこんな若い子が会いたいと言っているのだろうか




少しぱにくってる頭を冷静にした








「・・・何故?」



ユリィと言う子の目を見た


この子の目は死を覚悟している目

ジョットに殺されに来た?



いや、違う



ジョットはそう簡単に人を殺さない





もしかして、俺に攻撃してきたやつと何か関係があるのだろうか?



少なからず、俺に攻撃してきたやつとユリィは同じ人物ではない

・・・多分、だが・・・。


2重人格という可能性は低い

違和感がある




何かこういう感じのは見覚えがある





・・・そう




骸とクローム・・・みたいな






「会いたいから」



「誰が?」

「僕が」



「違う・・・よね?」

「っ!?」



目に動揺が見えた



「俺に攻撃してきたやつは君じゃないよね?もしかしてそいつが会いたがってるんじゃないのかな?」



しばらくユリィは驚いた目をしていたが、すぐに冷静さを取り戻した



「・・・気のせい。もう貴方と居たくない。さようなら」

「えっ・・・ちょっ!」



待って―!


ユリィの体は暗闇にすぅっと溶け込み、消えた



数十秒、俺の体は固まった




























ユリィの正体がわからない





















だけどこれだけは分かる
















ユリィは悪いやつじゃない




中の人は分からないけど・・






「おいツナ」



リボーンが後ろから声をかけてきた



「俺の存在、途中から忘れてなかったか」



うん。ごめん

忘れてた



「後で覚えとけ。それと今日はもう家に戻れ、ママンが心配するぞ」

「うん、そうだね。部屋に誰もいなかったら心配するもんね」



俺は怪我無く、家に戻った






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あきゅろす。
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