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世界が終わるその時まで
やり直し





ぱちり



目が覚める


周りを見渡すと俺の私物ばっかり



ここは俺の部屋―。



鏡を見る


中学生のころの俺だ


過去へ戻ってきたのか?


それとも・・・夢?



どちらにせよ俺はもう一度人生を歩まなければならない



「ツー君、ご飯よー!」



あぁ何年ぶりだろう

母さんの声


階段を下りると、違和感を感じた

子供達のはしゃぎ声が聞こえない


きっとリボーンと出会う前の俺なんだ


いつごろ来るだろうか



懐かしい

すべてが懐かしい


何もないところでクスリと笑う


そして涙が零れ落ちた
































いつ、どこからでも敵が来てもいいように基礎トレーニングをした


グローブや死ぬ気丸もコンタクトもないから何もできないけど


体力だけはつけておかないと







数日後、同じタイミングで同じセリフで家庭教師リボーンが現れた

俺はこの時は待っていた



驚きもしない、何の反応もしない俺を不思議がっていた


俺はリボーンなら理解してくれると思い、すべてを話した



「なるほどな。だから死ぬ気弾撃ってもハイパーにしかならなかったんだな」



と、納得してくれた



リボーンがいてくれて良かった


俺の時代のリボーンは死んでしまっていたから

こうして元気でいるリボーンを見ると、また涙がでてきそうだ






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