雪少年 終わり あれから数日経った 恭弥は凍っていたのがもう少し遅れていたら大変だった 男達も無事に溶けた 男達が俺のことをバラスかもしれないから ばらさないようにと、恭弥がトンファーで殴り倒した 風紀委員長、失踪の噂も消えて、恐怖政治が再開した 俺はいまだに恭弥の家で寝泊りしている 学校にも普通に通い、普通の男子生徒と同じように過ごせている 俺の年は500歳以上超えているが、見た目がそうではないため 13歳と恭弥が勝手に決めた 体力や頭が衰えているため、ダメダメのダメツナになってしまっているけど それなりの幸せはあった そして、色々知ることになる ジョットのこと、ボンゴレファミリーのこと それを知るまであと何日だろうか あと何日で、優しかった母の生まれ変わりに拾われるだろうか それらを知るまでには、まだ時間はたっぷりある それまで恭弥へのこの感情がなんなのか考えてみようではないか [*前へ][次へ#] [戻る] |