貴方と過ごした時間は忘れません
君に会いたい
弁当を受け取った日からあの子は一緒に帰らなくなった
草壁からは友達ができたらしい
あの子は虐められていたから友達ができたのは喜ばしいことだ
寂しい
僕は本当に寂しがり屋だったのかもしれない
君がいないだけで落ち着かない
今日も廊下に弁当が置いてある
まるで元気出してと言っているようだった
この弁当の主が君だったらいいのに
弁当についてくる紙は毎日書いてることが違う
今日は
『明日から勇気を出して直接渡して見ます』
宣言だった
たしかに弁当の主が誰なのか気になる
次の日
本当に直接渡された
名前は三浦ハル
そして直接告白された
僕は丁重に断った
泣いてその場を離れて行ったが
しょうがないじゃない
だって好きじゃないんだもん
早く君に会いたい
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